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3年 冬 40 ページ36

宇髄「…ザラメが入っていて美味いな」


『よね。これ、どこで売っていたのか後で聞いとこう…』


そんな会話をしていると、
突然生徒達ー、主に女子の
黄色い歓声が上がった。


…え、まさか…そんなはずが無い。


脳裏を過ったのは
去年のクリスマスパーティーの記憶。
あの頃はまだ
小芭内達と出会っていなかったけれど、
同じ学年だったから存在くらいは知っていたし
その影響力も傍観者であるが故に
よーくわかっていた。

去年も同じ様なことがあったのだから、
今年は対策してくるだろう、と
踏んでいたのだが。


『…嘘でしょ』


宇髄「なーんで全員で入場してくるかなぁ…」


やや呆れたような声を宇髄が上げる。
全く、同感だ。



イケメンというのは、ただでさえ視線を集める。
今日は、いつもと格好が違うのだから尚更。
…そんな客寄せパンダ(酷い)が
1カ所に集まって入場してくれば
どうなるかは一目瞭然だ。


宇髄「暫く来られないだろうなぁ…」



アンサー:ファンの女子達の足止めを喰らう



『…あーあ。』


早く見たかったのに。
小芭内のスーツ姿。


こんなことになるなら、
いっそ迎えに行けば良かったなぁ…
なんて後悔しつつ、
私は手近にあった料理を一口口に含んだ。


『…あ、これ美味しい』


宇髄「お前、割と残念そうにしてるけど、実はそうでも無いんじゃねぇの??」


え、心外だわ。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 伊黒小芭内 , キメツ学園   
作品ジャンル:ラブコメ
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白揚羽(プロフ) - Таняさん» 最近ほんと多くてすみません…(土下座)忙しくて確認が曖昧になってしまっているようです…。誤字報告、本当に助かっています…ありがとうございます…!急遽修正させていただきますね。 (2020年11月23日 10時) (レス) id: 400d2ea662 (このIDを非表示/違反報告)
Таня(プロフ) - あの、連続でなんか申し訳ないんですけど、3年 冬 51“逆に穴が開いているから5円や10円は…”のところは“5円や50円”ではないでしょうか?追伸: いつもわくわくドキドキしながら読ませてもらってます^ - ^ (2020年11月23日 10時) (レス) id: 87ee4c407e (このIDを非表示/違反報告)
白揚羽(プロフ) - Таняさん» Таняさん、ご指摘ありがとうございます…!打ち間違いですね、最近多くて申し訳ありません…。急遽修正させていただきます。ご指摘ありがとうございます! (2020年11月22日 14時) (レス) id: 400d2ea662 (このIDを非表示/違反報告)
Таня(プロフ) - 3年 冬 50 伊黒「嫌だったら振りほどいて貰って良い。…駄目か?」の後“こてり手首を傾げて”のところは、“こてりと首を傾げて”の間違えではないですか? (2020年11月22日 13時) (レス) id: 87ee4c407e (このIDを非表示/違反報告)
白揚羽(プロフ) - 古高 カスイさん» 古高カスイさん、ご指摘ありがとうございます…!打ち間違いですね…大変申し訳ありません。急遽修正させていただきます。ありがとうございました…!! (2020年11月17日 7時) (レス) id: 400d2ea662 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白揚羽 | 作成日時:2020年11月8日 14時

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