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番外編2 ページ8

話は変わるが、読者である君は、世界で最も足の速い動物を知っているだろうか。

非常に有名だから知っている人が多いだろうが、最も足が速いのはチーターだ。

その速さは時速約121km。

具体的にどのくらいの速度かと言うと100mを約5秒で走り切るほどの速度だ。

対して人間の100mの平均は15秒。

つまりチーターは人間の3倍足が速いと言うことになる。


それを踏まえた上で計算すると、

_______今の学園長はチーターの約3分の2のスピードで空を飛んでいる事になる。




.




.

反射的に箒を転移魔法で取り出して、気づいた時には自分でも信じられないスピードで空を飛んでいた。

…いやこれ飛んでるって領域です?

寧ろ走ってるでは?

私今チーターの3分の2くらいのスピードで走ってる領域じゃありません?(正解)


「お前も鬼か!?!?てか、ちょ…早くね!?」


えっっっやっぱり私今めちゃくちゃ早いですよね!?!?!?

と言うかこの世界でこれだけ激しく魔力を消費しても大丈夫なんですね!!安心しました!!!(混乱)


_閑話休題。
ここで飛行術について少し話そう。

飛行術と言うのは代表的な魔法の技術の一つであるが、

普通の魔法と違って、飛行術の能力を底上げし、スピードを上げる為に必要なのは、

魔力や筋力よりなによりバランス力だ。

分かりやすく例えよう。

作動条件が魔力の自転車があったとする。

その自転車を速く漕ぎたい時、

「より滑らかに作動する為多量の魔力が必要。」

それもそうだ。

「足で漕ぐのだから足の筋力が必要。」

それもそうだ。

しかし最も大切なのは、魔力や筋力に追いつくバランス力だ。

バランス力がなければ筋肉や魔力があって、速度が加速しても、体がスピードについていけず自転車は転倒する。

そう考えると、普段から体幹を鍛えている運動部は飛行術の成績がよく、

陸の重力とバランスに慣れていない人魚の多いオクタヴィネル寮生は飛行術の成績が悪いのも納得だ。

学園長はこう見えて魔法の技術は一流だし、何故かバランス力の才能があった。

つまり本気を出せば、魔力を激しく消費して加速しまくっても余裕で体は追いつくと言う事。


そして現状、

パニックに陥った学園長は自分でも知らない自分の謎技術を発掘してしまうという事態に至ったわけだ。

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白帽子(プロフ) - シャリファさん» 本当ですか…!嬉しいです。では更新していく方向で考えていきます。また、長らく更新お待たせしてしまい申し訳ないです… (3月12日 6時) (レス) id: f1b6561477 (このIDを非表示/違反報告)
シャリファ(プロフ) - めちゃ需要あります!この小説面白くていつも楽しみにしてます (3月12日 3時) (レス) @page12 id: d94d66ff3c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白帽子 | 作成日時:2021年5月26日 13時

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