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A「!?」
私は3人組の男たちに囲まれていた。
「お嬢さん?ここはどこも夜の店、ですよ?」
夜の、店。
「真っ昼間にどうしたの…?此処に、用でも?」
「こんな暗くて狭い裏の方に用なんて…とんだマセガキなんだろうな?
…こんなところに来てしまったら最低でも夜まで帰れないだろうなぁ?」
「他の店にいる遊女は中で……ふふ、残念ながらここは今誰の所有地でもない…見つかる可能性は極めて低いだろうなぁ。」
怪しい笑みを浮かべた男たちはそのまま私との距離を詰めてくる。
こ、わい……
此処にいちゃ何をされるかわからない。もしかしたらそういうことをされるかもしれないが、殺されるかもしれない。
ここから逃げないと
そう思うけど、足がすくんで動けない。もしかしたら逃げて、ますます機嫌を損ねてしまうかもしれない。
どうにもならない。
来ないとは思うけれど…
助けて…
私はぎゅっと目を瞑った。
「……うわぁああぁあ!、!!!」
突然、男たちの叫び声が聞こえる。
(何………?)
気になって、そっと目を開けた。
「大丈夫ですか?」
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かちゃ - 星宙?.*˚さん» コメントありがとうございます!そんな風に言ってくださる方がいて、とても励みになります、!更新頑張ります! (2019年8月5日 16時) (レス) id: 8aa748dcac (このIDを非表示/違反報告)
星宙?.*˚(プロフ) - コメント失礼します!ふと見つけて読みに来ました!とても好きなパロディです…!これからどのように進んでいくのかとても気になります!更新頑張ってください! (2019年8月4日 0時) (レス) id: 8b78b4d8ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かちゃ | 作成日時:2019年7月16日 21時