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｢まぁ平気っしょ｣
｢Aちゃんタダでライブ見れるってことか！いいね！｣
｢も、もしかして推しの裏側とか見るの嫌なタイプのリスナーさんですか？！｣
本当に二つ返事をしやがったそらるさん、なんとも言えない爆弾発言をした天月さん、とんでもない方向の妄想をして慌てふためくまふまふさん。
え？何この人たち、本当にフォロワー百万人越え？？
｢本当にいいんですか！？私リスナーですよ？あなた達は推しですよ？！大丈夫なんですか？！凝視しますよ？！？！？！｣
｢人診るんやから凝視はしぃや｣
｢任せてください坂田さん、穴ぶち開く程見てやりますよ｣
｢よし、お前もう喋るな｣
テンパって訳分からん事を言ったおかげでうらたさんに辛辣発言をされた。うん、私もそう思います。
｢じゃ、とりあえずそういう事だから、よろしくね！うらたさん、Aちゃんの連絡先下さい｣
｢グループに貼っとく｣
｢ありがとうございます！｣
｢あ、そういえば、センラさんセンラさん｣
｢なぁに？天月くん｣
｢まーしぃーーこれ食べたいんやけど半分こせぇへん？｣
｢ええよ、メニューとって｣
一件落着し、とりあえずの話がまとまったので、皆個々でおしゃべりを楽しんでいる。勝手にうらたさんが皆さんに連絡先を貼ったのが不服ではあるが。切り替え早いな…もう用件無いよね、帰ろう
｢じゃ、じゃあ、失礼します｣
｢A、何飲む？｣
近くに座っていたそらるさんにさも当然のようにメニューを渡される。え？今それ私に言った？
｢え？私ぜんぜん帰りますよ？｣
｢ぜんぜん帰んな、ほらここ空いてるから｣
ぽす、と右隣の席をたたいて催促される。せっかくの楽しい飲み会をお邪魔するんですかこの私が。本当に最近冗談抜きで刺されそうだな。
｢でも、もうお話終わりましたよね？私絶対お邪魔だと思うんですけど｣
｢なに、この後予定あんの？｣
｢いや、特には無いですけど……｣
｢今日お前のために集まってんだから、早く座って。そらるさん腕プルプルしてきたんだけど｣
リスナーとしての威厳とせっかく集まっていただいた皆さんを天秤に掛けて、悩んで、結局飲み会をとってしまった。いやもうほんと、許してください。だって、そらるさんに上目遣いで頼まれたら誰だって断れないでしょ！！
｢し、失礼します｣
｢はい、どーぞ｣
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krts1011(プロフ) - 楽しすぎて一気に読んでしまいました！！これからも応援してます！ (2021年11月20日 15時) (
レス) @page50 id: 5cfb7cbbb1 (このIDを非表示/違反報告)
かとる(プロフ) - あおさん» 閲覧ありがとうございます。大変嬉しいお言葉感謝します。読者様の口角ゆるゆるにさせるのが私の使命です。嘘です。更新頑張ります。 (2021年10月14日 0時) (レス) id: 462a37e0b9 (このIDを非表示/違反報告)
あお - こんばんは!一週間前から見ています‼とても面白くて、いつも読むときニヤニヤしてしまいます…応援してます‼頑張って下さい‼ (2021年10月13日 18時) (レス) @page48 id: fcca94614d (このIDを非表示/違反報告)
かとる(プロフ) - あっふぉがーど。@disturb×cryerさん» 閲覧ありがとうございます。この作品はいかに皆様に萌えを提供できるかにかかっておりますので()ありがとうございます。励みになります。これを糧に頑張ります。 (2021年10月8日 22時) (レス) id: 462a37e0b9 (このIDを非表示/違反報告)
かとる(プロフ) - Leilさん» 閲覧、コメントいつもありがとうございます。Leilさんや皆さんの素敵なアイディアのおかげで物語が動いていくのが書き手としても楽しいです。ありがとうございます。 (2021年10月8日 22時) (レス) id: 462a37e0b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かとる | 作成日時：2021年9月4日 16時
