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Episode 1-12 ページ14

You side









ユウたちと別れて、自分のクラスである
1-Bの教室に来たけど……




『絶対変な目で見られる(白目)』




絶対そうだよ…まぁ仕方ないよね。
入学式に僕居なかったんだもん…うん…




「おい」




扉の前で葛藤していたら、後ろから声をかけられた。
急だったから、ビクッと体を震え直ぐに後ろを見た……そして硬直した




「お、おい……大丈夫か?」



『ケモ耳マッチョ…』



「は?」



なんとなんと、耳と尻尾が付いている人だった。

いや、人というより獣人か?
え、そんな種族がいんの…すっご




「お前、入学式に居なかった奴だよな。何の用だ。」



『ええっと、ちょっとした面倒事があって…一応此処に通う事になった…ですはい。』



「……そうか。取り敢えず、中入れよ。」



『あ、うん』




素っ気ない感じで教室に入るケモ耳くん…の後ろついて行く僕。
そして案の定、目線が僕に突き刺さる()




"アイツ誰だ?"((コソッ))


"入学式に居たか?"((コソッ))


"マジカメに載ってたやつじゃないか?"((コソッ))




裏でコソコソ言っての聞こえてんだよやめてくれ()
あと、あのチャラ先輩会った時〆てやる…

そう色々考えていたら、僕があまり人の目に入らないようにケモ耳くんが被さって(?)くれた。

多分、コソコソ言われた僕を気にしたんだろう…初対面なのに優しいなぁ…




『ありがとう!』



「…別に」




ニコッと笑って感謝を伝えば、ケモ耳くんは素っ気なく言ってそっぽを向いた。
しかし、尻尾を見ればお礼をされて嬉しかったのか軽く揺れている。

…この子ツンデレかッッかわいいッ()



"まぁ取り敢えず席を探さねば"と、
周りを見れば特に決められておらず自由なようだ。
そこで、パステルカラーの紫髪の子の隣が2つ分空いていたので声をかけた。




『ねぇねぇ、隣座っても…いいかな?』



「俺もいいか」



「あ、うんいいよ!」




"ありがとう"と感謝を伝えようと彼の顔を見たら




『ヒョエッ…美男子…』



「へぁ?」




なんとなんと可愛い美系男子だった…あれなんかデジャブ?()
綺麗な髪で、目くりっくりで……
どうして僕の周りにはこうも顔面偏差値高い人たちがいるのですか教えてください神様

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りり - 待ってます!最高です! (2020年12月30日 23時) (レス) id: 5e3e28e2f7 (このIDを非表示/違反報告)
文スト好きの一人 - 更新頑張ってください。クロスオーバー好きなので、続きが気になります。 (2020年12月10日 23時) (レス) id: a73e1ace76 (このIDを非表示/違反報告)
- 受験終わったんですか!いいな〜!もしかして推薦とかですか?何はともあれお疲れ様です! (2020年11月26日 17時) (レス) id: d68e470ef6 (このIDを非表示/違反報告)
みーや(プロフ) - 受験終わったのかー うちはまだだからなー(現在、中3) 更新待ってます! (2020年11月21日 17時) (レス) id: 44484bdbab (このIDを非表示/違反報告)
莉子(プロフ) - 受験頑張れー!!更新待ってるよ〜 (2020年10月7日 20時) (レス) id: 1669c30b7f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちぃ | 作成日時:2020年6月6日 16時

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