【歌い手】4つの星【浦島坂田船】 (ページ10)

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8話ページ10

坂｢つまりそういうこと！｣

A｢いやどういうこと！？｣

セ｢だから～うらたんは教室では強烈なキャラを演じて、みんなに好かれようと｢違う！！｣

うらたくんは眉を釣り上げ、センラくんの言葉を遮った。

う｢いや、別に深い意味は無いんだけど…。

星名さんと話してみたいって思って。でも星名さん話しかけづらい雰囲気でてるし…｣

志｢だからあの強烈なキャラで、星名さんのツッコミを待とう、と………きも｣

う｢ちょ、志麻！！｣

意外すぎて頭の中整理できていません、、、。

まぁ、簡単に言うとすべて私の勘違いだったってことでしょ？

てか、勘違いも何も普段のこの性格を知らないわけだし…。

セ｢でも、星名ちゃん別に地味な子ってわけでもないやん？｣

坂｢星名は"普通"やな！！｣

｢普通｣という言葉が心臓に深く突き刺さった。

いや、普通って言われるのは嫌なことじゃないけど、それを笑顔で言われるのが…w

A｢皆さんすごく疲れます…(-_-;)｣

というか、どうして私こんな状況になったんだろ(；＿；)

もういいよ……とりあえず今日は帰る。

志｢ん、帰るの？｣

私が荷物を持つと志麻くんが聞いてきた。

A｢帰宅部ですからね｣

セ｢じゃー俺下まで送るで^^｣

A｢いや、大丈夫｣

と、言ったのについてきたセンラくん。

下駄箱で上履きから靴を履き替え、センラくんに「さよなら｣と挨拶をしようとした。

セ｢星名ちゃん、最近俺らのこと見とるよね？｣

そう言われた瞬間冷や汗が流れた。