5話 ページ7
2年生になってもうすぐ1ヶ月がたつ。
最近気になり出した4人組、浦島坂田船は今日も意味不明な行動を。
う「…!?おいまずいぞ坂田!!!」
坂「どうしたうらた、そんな大声だして」
隣の席のうらたくんがいきなり大声を出すもんで、私もつい肩をびくつかせる。
なになに?すっごい顔真っ青だけど、生命の危機ですか??
そのままふたりの会話に耳を傾ける。
うらたくんがゴクリと息を飲んだ。
そして…
う「ノートが…ノートがもうないんだ!!」
その言葉にクラス全員が口をあんぐりとあけた。
え、なに?何事かと思ったらそんなこと!?
今にも死にそうな顔してそんなことですか!?少し心配した私は一体何なんですか!!
坂「いや、あの…俺のルーズリーフあげるから落ち着きなって…」
そう言ってさすがの坂田くんもドン引きしながら、自分のルーズリーフをうらたくんに渡した。
う「ありがとう…坂田!!やっぱりお前は最高の友達だよ!!!」
え、もうなにツッコミ待ちなの?ねぇ。
突っ込まれたいんでしょかまちょなんでしょ。
坂「んー、、、きもい」
そう笑顔でいう坂田くんが不思議と神様に思えた。
誰かが言ってあげないとわからないんだよこの人(泣
A・坂『はぁ、、、』
上から聞こえたそれは、私のと重なった。
私は反射的に坂田くんの方を見ていた。
坂「こいつ〜こんな奴やけどほんまはええ奴なんやで?w」
坂田くんは困った笑顔で言った。
わ、てか話しかけられるとは…//
坂「困った時は俺に言うんやで!ヒーローのように!飛んでくるからさ!!!」
そう親指をたててニカッと笑う坂田くんに一瞬見惚れてしまった、、。
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TAT(プロフ) - 面白いです!!続きが楽しみ^^ (2016年6月12日 19時) (レス) id: 9358c251dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:宮野緋色 | 作成日時:2016年6月12日 17時