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17話 ページ19

ここ数日、私の周りがおかしい。




周りがおかしいのではなくて、もしかしたら自分自身がおかしいのかも・・・?



でも、私はいたって普通な暮らしを送っているし・・・。





いや・・・絶対そうとは言い切れない。







だってこの状況は・・・


今のこの状況は・・・・





坂「最近暑ない?俺、ジメジメしとるんは嫌やわ〜」









今坂田くんが私の隣を歩いています。









ついこの間まで話すこともなかった浦島坂田船の4人。


今じゃ彼らの部活の一員(半ば強引に)となっています・・・。



それだけでも天と地がひっくり返ったくらいすごいことなのに・・・。



果たして私の身と心は持つのでしょうか・・・。




A「な、なんで坂田くん待ってたの?」

坂「ん〜、別に待つんに理由いらんやろ?

  俺はただ星名と帰ってみたかってん!それだけじゃ理由にならん?」



私は何も言えなかった。


何か用があるならまだしも、どうしてただ一緒に帰りたいだなんて・・・。




どうして私なんか・・・。



坂「まぁ、星名は1年の時も同じクラスやったし、もっと話してみたいな思てたから!」

A「私にとって坂田くんは、絶対話すことない人だって思ってた」

坂「えぇー!?まじぃ!?」





坂田くんと話したことは何度かあった。


でも、別に仲いいってわけでもなかったし。

坂田くんの周りにはいつも人がいたから、私が入る隙間なんて1ミリもなかった。




興味もなかったし。




A「でも・・・」



私はもしかしたらもったいない人なんだと思う。



もっと前から・・・


A「もっと前から坂田くんとちゃんと話してればなって・・・思うの」




もし、私からも話しかけていたら、彼との関係も少しは違ったのかな。

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設定タグ:歌い手 , 浦島坂田船 , 小説   
作品ジャンル:恋愛
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TAT(プロフ) - 面白いです!!続きが楽しみ^^ (2016年6月12日 19時) (レス) id: 9358c251dd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:宮野緋色 | 作成日時:2016年6月12日 17時

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