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二の腕をするりと撫でられ、そのまま手首を掴まれる。
「私たち、付き合ってたころは気も合ってたし、あの子といるより楽しいと思わない?」
俺は美玲の手をそっと振りほどいて、近くのベンチに座った。
そんな俺の隣に彼女も座ってくる。
「……半年前の俺だったら誘いにのってたかもな」
中二の時のクラスメイト。
男女三人ずつのグループで、その中でも特に気が合ったのが美玲だった。
派手な見た目通り明るくノリが良く、告白された時もまあコイツとならいいかなって軽い気持ちでオーケーした。
でも付き合ってみて感じた違和感。
二人でいる時よりもグループでいる方が楽しいと感じてしまって、段々と彼女に合わせるのが面倒になって別れた。
「今はちがうの?」
「うん。 Aちゃんに出会っちゃったからね」
Aちゃんに出会って、俺の世界は変わったんだ。
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白星(プロフ) - すのさん» お返事遅くなってごめんなさい💦 応援ありがとうございます💕 これからも頑張ります! (2022年11月17日 9時) (レス) id: c8319660f5 (このIDを非表示/違反報告)
すの - 殿堂入りおめでとうございます。陰ながら応援していました。続編も頑張ってください!この作品面白くて好きです。 (2022年11月5日 2時) (レス) @page48 id: 4bda8c773a (このIDを非表示/違反報告)
白星(プロフ) - 夏那子さん» ありがとうございます! ぐらつきました? やった!笑 (2022年11月4日 2時) (レス) id: c8319660f5 (このIDを非表示/違反報告)
白星(プロフ) - さうざんとりーふさん» いつもコメントありがとうございます💕 カッコいい感じに書きたかったのでイケメンって言っていただけて嬉しいです (2022年11月4日 2時) (レス) id: c8319660f5 (このIDを非表示/違反報告)
夏那子 - いや私だったら素直に揺らぐわってか真面目にぐらついた←なんのぐらつき (2022年11月2日 22時) (レス) @page47 id: 99395c908e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白星 | 作成日時:2022年9月8日 20時