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最初から莉犬の気持ちに気がついていたと聞いて、今までのさとみくんの莉犬への態度に納得がいく。
さとみくんは最初から莉犬のことをライバル視していたんだ。
「でもそれなら、なんで莉犬と二人で話をさせてくれたの？」
「だって可哀想じゃん。 アイツの気持ちが」
どう言う意味か分からなくて首を傾げる。
「アイツ小学生の頃からAちゃんのこと好きだったんだろ？
それなのにこのまま伝えずに無かったことにしたら、アイツの気持ちが可哀想だと思ったんだ」
静かな夜道にさとみくんのいい声が響く。
「きっと長い間大切にしてきた気持ちのはずだから、後悔してほしくなかった」
アイツ、案外いいやつだしな。
照れ隠しのように横を向いてさとみくんが言った。
私はたまらなくなって、そんなさとみくんに抱きついた。
「さとみくん、ありがとう。 大好き」
「えっ……」
普段恥ずかしくてなかなか言えないから、さとみくんも驚いている。
「Aちゃん、まずいって。 またキスしたくなるから……」
そう言われて周りを見渡す。
薄暗い外灯に照らされた夜道に人の姿はない。
「今なら誰もいないよ？」
「――Aちゃん、ホントずるい」
私は背伸びをすると、そう言うさとみくんに自分から口づけた。
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白星(プロフ) - 雷阿さん» 配役がどんどん決まって行く笑笑 (2022年9月8日 22時) (
レス) id: c8319660f5 (このIDを非表示/違反報告)
白星(プロフ) - さうざんとりーふさん» また特殊な立ち位置ですね笑笑 (2022年9月8日 22時) (レス) id: c8319660f5 (このIDを非表示/違反報告)
白星(プロフ) - 夏那子さん» 彼は自分の性癖もオープンですからね笑 でも好きな子に無理強いはしなそうな気がします (2022年9月8日 22時) (レス) id: c8319660f5 (このIDを非表示/違反報告)
雷阿 - 叫んでいる女子たちの後ろでジッと見つめて心の中で悶える係でお願いします… (2022年9月6日 21時) (レス) @page44 id: 6a335726ec (このIDを非表示/違反報告)
さうざんとりーふ - 私はその悶えている女子たちを密かに推していたい。(ただの不審者) (2022年9月5日 22時) (レス) @page44 id: 428a11731d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白星 | 作成日時：2022年7月26日 1時
