29 片思い ページ29
『つまり…』
ケチャ「いつ死んでもおかしくない状態なのか？」
メア「ふざけるな……Aが…死ぬ？」
ベリ「方法はないのか!?」
ドリ「いや、一つだけ…あると思う」
イン「ドリーム、それは？」
ドリ「Aが、自力で目覚めるしかない」
マス「はぁ!?」
エピ「俺らになにか出来ることはないか？」
ドリ「ううん、外側からじゃ声は届かない」
メア「…コイツは死ぬのか」
パラレルワールドのメアがそう呟く
クロ「先輩！まだです！もしかしたら」
メア「奇跡なんて起きるわけ無い。それに、コイツは3ヶ月ぐらいも眠っている。尚更だ」
メア「…そうだな。A、お前は俺のこと、好きではなかったんだな。ククッ……俺の初恋は…ここで終わるのか」
ー ー ー
ケチャ「おー…中々上手いな」
『えへへ…』
『あ！黒い…バラ?』
ケチャ「珍しいな」
『……………』
ケチャ「どうしたんだ？」
『私、帰らないと』
ケチャ「は？」
『メアに会いたい』
ケチャ「メア？どうしてだ？」
『え？』
ケチャ「ナイトメアの野郎に閉じ込められたのに？アンタの大事な友達皆、ナイトメアに殺されたっていうのにか？」
『………そう……なの？』
ケチャ「嗚呼。アンタは覚えていないだろうが、今言ったことが現実だ」
『……』
ケチャ「A、ここにいないか？ここはお前が望んだ所なんだろ？A……」
ケチャ「それに、なによりここは自由だ。なんにも囚われなくていい」
『自由……』
メア「A」
『………ごめん、ケチャップ』
『私は……ここにはいられない』
ケチャ「……理由は？」
『私には
帰る居場所と……大好きな人がいるから』
ケチャ「……そうか、なら行け」
『え？なにこれ？』
ケチャ「心配すんな、元に戻るだけだ」
ケチャ「最後に、オイラからの約束だ」
ケチャ「オイラとアンタが過ごした事と、オイラのことは、誰にも言わないでくれ」
『……うん！』
余計な言葉は言わかった
ー ー ー
ケチャ「行ったか……」
ケチャ「ありがとよ、願いを叶えてくれて」
SDドリ「別にいいけど〜ホントにこれで良かったの？」
ケチャ「hah、これでオイラの初恋は終わったからな」
SDドリ「まさかあんな願いをするなんてね」
ケチャ「あの時の返事を聞きたかったからな。アンタのおかげで安心して成仏出来そうだ」
黒いバラ
貴方はあくまで私の物
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しにぎわないか - 面白い作品をありがとうございました！すごく楽しくて更新をいつもまってました！おつかれさまでした (2月23日 15時) (
レス) @page32 id: 770441da35 (このIDを非表示/違反報告)
引きこもりオタク(プロフ) - 【恋人】は無事完結いたしました。短い間でしたが、ご視聴ありがとうございました (2月23日 13時) (レス) id: 04eaa8dee8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：引きこもりオタク | 作成日時：2024年2月18日 21時
