11 注射 ページ11
そして次の日も
その次の日も
Aは似たような夢を見た
知らない人物達と話したり、遊んだりなど
流石におかしいと思ったため、ナイトメアに聞くことにした
『メア』
メア「なんだ?」
『実は…』
Aは全て話した
メア「……名前までは分からないか?」
『うん…』
メア「…気にするな、そんなことはどうでもいい」
メア「A、これから毎日してもらう事がある」
そう言って取り出したのが
注射器だった
『分かった…血をとるの?』
メア「いや、逆だ。お前の体内に薬を入れる」
Aは腕をだし、ナイトメアは細くて小さな腕に注射器を射した
『けど、なんで突然』
確かにいきなりすぎる
Aは特に具合悪くなさそう
病気やそういった症状はないようだ
メア「…お前は病弱なんだ、だからいつもの事だ」
『そうだっけ?メアが言うならそうか』
勿論これはナイトメアの虚言、嘘だ
何故このような薬があるのか
この薬は一体何なのか
それは誰も分からなかった
ナイトメアだけを除いて
その日からAは毎日のように注射を射った
そして徐々に夢を見なくなってきた
ナイトメアは何故そんなことをしたのか
夢を消すためだったらAに悪夢を見せれば上書きしたことにもなる
それなのに
あれからナイトメアしか見なくなったA
散々ナイトメアに抱かれ、そして口づけをされ、ナイトメアはやりたい放題だった
しかし、服従しても未だにAは理解出来なかった
恋人とはなんなのか
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しにぎわないか - 面白い作品をありがとうございました!すごく楽しくて更新をいつもまってました!おつかれさまでした (2月23日 15時) (レス) @page32 id: 770441da35 (このIDを非表示/違反報告)
引きこもりオタク(プロフ) - 【恋人】は無事完結いたしました。短い間でしたが、ご視聴ありがとうございました (2月23日 13時) (レス) id: 04eaa8dee8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:引きこもりオタク | 作成日時:2024年2月18日 21時