1 偽りの恋人 ページ1
人の気配がない街のなか
一人のモンスターが足音を立てながら進む
片手に見た目からして似つかわしくない物を持っている
可愛らしい動物の人形だ
モンスターはある建物に入る
部屋の中は随分と荒らされており、汚かった
所々に塵らしき物や、その塵の上には誰かの上着があった
さらに上着の近くにはナイフなどの凶器があった
モンスターは部屋の扉の前にたどり着くと
如何にも厳重そうな鎖に手をかけ、丁寧に鎖を外す
外すのに少なくとも一時間はかかった
そしてやっと部屋に入ると
そこには可愛い少女がちょこんと座っていた
部屋の中は子供部屋のようにピンクの壁紙や、綺麗な床に、沢山の玩具があった
メア「ただいま、A」
『…お帰り、メア！』((ニコッ
モンスターこと、ナイトメアは、Aの頭を撫でる
メア「俺がいなくて寂しかったか？」((ﾆﾔｯ
『ち、違うもん！』
ナイトメアはその姿が愛くるしてたまらなかった
ナイトメアは、手に持っていた人形をAに渡す
『ありがと！メア』
Aは嬉しそうに人形を貰う
それからしばらくお茶をしたりまったりとしていると
メア「っと…こんな時間か…スマン、これから仕事がある、お留守番お願いな」
『うん、分かった！頑張ってね』
ナイトメアは部屋を出て行き、金属がぶつかり合う音がAの耳に聞こえた
そしてやっと静かになる
『……はぁ』
『もうやってらんない』
『両思いごっこ』
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しにぎわないか - 面白い作品をありがとうございました！すごく楽しくて更新をいつもまってました！おつかれさまでした (2月23日 15時) (
レス) @page32 id: 770441da35 (このIDを非表示/違反報告)
引きこもりオタク(プロフ) - 【恋人】は無事完結いたしました。短い間でしたが、ご視聴ありがとうございました (2月23日 13時) (レス) id: 04eaa8dee8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：引きこもりオタク | 作成日時：2024年2月18日 21時
