いつでも、殺せる【番外編】 ページ36
※本編とは関係ありません。
これは、監視役と、月を破壊した犯人の初めて会った日の放課後の話。
「・・・殺せんせー」
「江戸川先生。どうかしましたか?」
「少し、私たちとお話しませんか?」
「・・・ヌルフフフ。そうですねぇ。では、こちらへ」
そういって、案内されたのは職員室?
「・・・で、話とは」
「私と、中也の依頼内容についてです」
「・・・まずは俺から言うぞ」
そういって、中也は話し始めた。
「俺らが受けたのは”暗殺”の依頼だ。だが、俺らの首領はもの好きでな。暗殺はギリギリまでするなっていったんだ。だから、事実上は”監視”だ。」
中也は、「重要なのはそれだけだ」といって、私に話を振った。
「私たちが受けたのは”監視”です。しかし、暗殺の期限が近づいても殺せそうにない場合は暗殺も許されています。なので・・・気を抜かないでくださいね?」
「・・・お二人共怖いですねぇ・・・」
「「知らない/です」」
私たちの関係は、所詮は仕事上の関係。
必要最低限度の付き合いでいい。
それが、私と中也の考えだった。
「ヌルフフフ。しかし、君たちが暗殺しないといけなくなることにはきっと・・・君たちは私のことを殺せない」
「は・・・?」
「君たちの弱点だって・・・きっと握っていますしねぇ」
そういって、ニヤニヤと笑う殺せんせー。
「・・・ふざけるなよ」
そう、低い声でいう中也。
しかし、今回ばかりは同感だ。
「・・・私たちのこと舐めていませんか?」
「俺たちは、プロだぜ?」
「そういって、イリーナ先生もかわりました」
「私たちは、そのイリーナ先生っていう人ほど甘くありませんよ?」
そういって、私は殺気を出した。
「っ・・・!!!」
「おいおい。怖いねぇ」
中也でさえ、少し震え上がっている。
・・・弱いな。まだほとんど殺気出していないのに。
「殺せんせー・・・覚えておいてください」
「「俺たち/私たちは、いつでもあなたを殺せるぜ/ます」」
そこにいたのは、先生ではなく。
依頼を受けたマフィアそのものだった。
:作者から:
ちょっとした番外編を入れました。
ここから、本編もシリアスになっていくかもしれません!w
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bhuriltuzimkuti(プロフ) - 続編_|\○_オネガイシャァァァァァス!!【ガチ(真顔)】 (2018年3月3日 15時) (レス) id: 0224ab7056 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - オチは中原さんでお願いします!m(__)mq(^-^q)続き頑張ってください! (2018年2月24日 10時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
アップルパイ - 続編でオナシャス!!!!! (2017年1月18日 22時) (レス) id: 3f93ce7449 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 続編でお願いします【必死】 (2016年11月7日 17時) (レス) id: baa63a6d65 (このIDを非表示/違反報告)
紅錬覇 - 続編がいいです (2016年8月25日 20時) (レス) id: c9bd631ee9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朔。 x他1人 | 作者ホームページ:https://twitter.com/saku_uratsuku
作成日時:2016年7月9日 22時