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「ちゅ・・・や・・・・」
「辛かったよな・・・怖かったよな・・・誰にも言えなくて、言うことさえ怖いはずなのに」
”たく、なんでお前はいつも無理するんだよ”
”俺くらいには・・・もっと前に言えよ”
「・・・ありがとな。言ってくれて」
”でも、Aのことしれて良かった”
”ん?待てよ。コイツ、今瞳開けてる?”
”見られてる???お、おい!!!見るな!!”
クスクス
「中也」
「な、なんだよ!!!」
「顔真っ赤・・・・」
「うるせぇ!!!」
「・・・ありがとう」
「・・・おう」
中也の気持ちよんじゃったから・・・
今度は、私が自分で気持ちを伝えるね。
「早くに、言えなくてごめん」
「・・・おう」
「頼れなくて・・・・ごめん」
「・・・おう」
「・・・怖がらないでいてくれてありがとう」
「そんなの・・・当たり前だ。どんなAでも・・・AはAだからな」
中也は、そういうと優しく笑った。
あぁ、ほんとに・・・中也は優しいな。
「・・・江戸川先生」
「・・・業」
「その・・・ごめん」
「え・・・」
「ひどい態度、とって・・・」
赤くなりながらも私の方を見ようと頑張って話す赤羽。
”くそ、なんて言えばいいか・・・わからない”
”でも、先生頑張ったんだから・・・俺もちゃんと思ってること言葉で言おう”
「俺、先生のこと怖くないって言ったら嘘になる」
「・・・はい」
「でも、その・・・先生が優しいっていうのはわかったから!!!」
「え・・・!?」
「だから・・・策略とかいろいろ・・・教えてね!俺、がんばるから」
そういって、少年らしく笑っった。
”先生が、俺たちに会えてよかったと思えるよう頑張ろう”
”ひどいことした分、先生を笑わせてあげよう”
業の言葉を合図に、E組の生徒がみんな謝ってくれた。
私は、瞳を閉じ、みんなのほうを向いた。
そして、笑顔でこういった。
「ありがとう!!」
「じゃ、てめぇら・・・ビシバシ行くから覚悟しろよ!!!」
「「中原先生(仮)のいうこと聞くとは行ってませーん」」
「てめぇら・・・つか、(仮)ってなんだよ!!!」
「中也・・・どんまいです」
「A・・・!!!お前、絶対殺す!!!」
「その前に、中也の大事なワインでも割っておこうかな?」
「な!?」
こうして、私たちの暗殺教室はいい感じに始まりました。
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bhuriltuzimkuti(プロフ) - 続編_|\○_オネガイシャァァァァァス!!【ガチ(真顔)】 (2018年3月3日 15時) (レス) id: 0224ab7056 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - オチは中原さんでお願いします!m(__)mq(^-^q)続き頑張ってください! (2018年2月24日 10時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
アップルパイ - 続編でオナシャス!!!!! (2017年1月18日 22時) (レス) id: 3f93ce7449 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 続編でお願いします【必死】 (2016年11月7日 17時) (レス) id: baa63a6d65 (このIDを非表示/違反報告)
紅錬覇 - 続編がいいです (2016年8月25日 20時) (レス) id: c9bd631ee9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朔。 x他1人 | 作者ホームページ:https://twitter.com/saku_uratsuku
作成日時:2016年7月9日 22時