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「聞きたくありませーん」

「てめぇら・・・いい加減に」


・・・覚悟を決めた。

大丈夫。あいつが・・・”中也”がいるから。

きっと、中也は受け止めてくれる。


「いいんですよ。中也」

「でも!!!」

「みんなは・・・私たちがサイノウに恵まれた天才。そういいましたね?」

「そうでしょ?先生たちはトクベツなんだから」

「てめぇら・・・・というか、Aはおれとはちが!!」

「中也、違わないですよ」

「え・・・・」

「私も、異能力者であり、ほかに特別な力を持ったものです」

「なっ!?」


そういうと、その場がシーンとした。


「みんなは私が本当に幸せだと思いますか?」

「思うよ!!!というか、もういいでしょ?烏間先生にしてよ!!!」

「・・・これを見てもですか?」


そう言って、私は瞳を開いた。

その瞬間。



”ひぃっ・・・”

”怖い・・・”

”化け物”


「っ・・・私の瞳は、相手の心が見えます。おまけにこの色。それでも、幸せだと思いますか?」

”きみち悪い・・・”

”怖い”


「・・・み、みないで!!!こわい」


目を閉じ、耳を塞ぎ、泣き喚き、私をみんな拒絶した。

ただ、ひとりを除いて。

いや、二人か。


「てめぇら!!!ちゃんと聞け!!!」

「黙ってよ!!!先生みたいに私たちは強くない!!!」

「・・・みんなさぁ、話くらい聞いたら?」

「・・・業」

”・・・こわい、でも理由あるっぽいから向き合わないと”



怯えながらも・・・まっすぐ私のことを見てくれている??



「・・・話聞くだけだから、いいじゃん」

「・・・無、無理だよ」

しかたない・・・アレも使おう。


「全員、目を背けず私の話を聞きなさい!」


「っ!?!?」

「これはね、言霊って言うの。私の言葉はね、呪縛なの。敬語を取れば相手を縛ってしまう。だからいつも敬語」


「ねぇ、私の秘密をしって・・・まだ、シアワセって言える?」

「・・・っ」

「小さい頃から、ずっと忌み子と言われ続けた、恋人にも化け物だと言われた。そんな私が・・・幸せだと思う?」

みんな黙ったまま・・・・。

”聞きたくない”

”かわいそう”

「どんなに、心を欺いても・・・私にはバレるんだよ?演技もなにも意味がない」

「この力のせいで・・・・私がどういう思いしたかわかる?」

「・・・もう、いい」

「中也!!!」

「気持ち、わかったから・・・もう耐えなくていい」

そういって、中也は私を抱きしめた。

感謝です(*´∀`*)→←13



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設定タグ:文豪ストレイドッグス , 暗殺教室   
作品ジャンル:アニメ
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bhuriltuzimkuti(プロフ) - 続編_|\○_オネガイシャァァァァァス!!【ガチ(真顔)】 (2018年3月3日 15時) (レス) id: 0224ab7056 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - オチは中原さんでお願いします!m(__)mq(^-^q)続き頑張ってください! (2018年2月24日 10時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
アップルパイ - 続編でオナシャス!!!!! (2017年1月18日 22時) (レス) id: 3f93ce7449 (このIDを非表示/違反報告)
- 続編でお願いします【必死】 (2016年11月7日 17時) (レス) id: baa63a6d65 (このIDを非表示/違反報告)
紅錬覇 - 続編がいいです (2016年8月25日 20時) (レス) id: c9bd631ee9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朔。 x他1人 | 作者ホームページ:https://twitter.com/saku_uratsuku  
作成日時:2016年7月9日 22時

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