【d!】兄達からの愛が受け止め切れないのですが。【kn】

第31話【めんつゆ】 ページ33

・・・




cn「ロボロさんやないですかぁ！…と、コネシマさんの妹さん？」




名前を呼ばれなかったことを不思議に思い、隣を見るも居た筈の親友がいない。





rb「どした？」




『…響ちゃん？』





お手洗い？いや、鞄も無いしなぁ…と自問自答していると、ロボロさんが口を開いた。




rb「さっき用事入ったみたいで帰ったで」





・・・




cn「Aやな！よろしくな〜」




『めんつゆさん』




cn「チーノって呼んでくれへんかな？」




『チーノさん！こちらこそ、よろしくお願いします』




隣同士だったので、軽く握手を交わす。
『いつも兄がお世話になってます』と頭を下げる。ニヤニヤしてたけど何だったんだろう。




瓶底メガネの奥は綺麗なオレンジ色だった。




cn「良かったら今度うち来てな」




『いいんですか！？』




cn「お茶出して、もてなしますから！」




『めんつゆですか？』




そういえばソレを兄から聞いた後、麺つゆ出したら吹いてたな。で、その後怒られた。




cn「いえ、ちゃんとお茶にしますから」




『なんでですか！麺つゆの方がいいです』




cn「分かりました」





rb「やっぱコネさんの妹やな」

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