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「さて…おふざけはここまでとして。
それで、その子は今向こうの部屋で寝てる。と
まぁ、普通の人であれば未成年ですしやはり警察や学校に連絡するのが懸命ですね。」



「だよねぇ〜。でもなんかそれって友達売る感じするし、もしAちゃんが虐待とかいじめ受けてたら
地獄に戻すことになるよね?」



それって僕達にとっての解決でも、
あの子にとっての解決にはならないしね


乱数の一言に二人は確かにな…と頷く


俺らにとってネックなのは"未成年"という事



どうしたものかと各々頭を悩ませていると
乱数はハッとした顔をしてそうだ!と立ち上がる



「僕達がAの保護者兼友達になればいいんじゃない??」



ドヤ顔をする乱数に
また滅茶苦茶な事を言っている。と言いたげな表情の幻太郎



「…まぁ親戚とかの括りなら少しは通用するかもしれませんが、長くは持たないと思いますよ?」



「その間に解決策を探すの!」



「まぁ、今はそれが最善策かもな。」



俺も色々良くして貰ったし、出来るだけ恩は返したい




「とりあえず、後はAちゃんが起きてからまた話そうか!
あ〜、いっぱい頭使ったから甘いもの食べたいな!」



「俺も腹減ったなぁ〜」



「たまには甘味をとるのもいいですねぇ」



乱数は満場一致だね!と早速スイーツをネットで注文する

しっかりAの分も合わせて。


暫くすると事務所のチャイムが鳴り
帝統取ってきて〜と乱数にこき使われた
なんで俺…と思いながら部屋に運んだが重すぎる。



袋を開け微動だにしない俺を不思議に思った幻太郎が
同じように覗き込んだ。







「「これは…頼みすぎでは/じゃねぇか…?」」





「えへへっ張り切っちゃった☆」

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作者名:1/4 | 作成日時:2021年3月28日 23時

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