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「ホテルに洗濯機と乾燥機あって良かった…
これで明日には着れますよ!」




「まじか!洗濯まで助かるぜ、さんきゅーな!!」




順番でお風呂に入った後、ホテルにあった洗濯機で
服たちを回してきた
私は着替えがあるけど、この人多分これしかないんだよね。


私はストンとイスに座り、ふぅ。と一息ついた



「なんか不思議です。今日初めて会った人と一緒に泊まるなんて初めてですよ。」



ふふ、と笑うとベッドで寝そべってた彼は
お前なぁ…と上半身だけ起こす。



「俺だから良かったものの、あんま知らねぇ男ホイホイ泊めんじゃねーぞ?」



まるで保護者のような心配顔で私に言う



「あぁ、そうですよね。一部屋狭いですし
一人までにしときます!」



「ーーーそうじゃねぇよ!」



へ?と不思議そうに見ると
今度は胡座を書いて座り直した



「あのなぁ、この辺でもやべぇ奴はごまんといるんだ
お前襲われるぞ?」



「襲われる?!それは怖いです…
私戦えませんし、暴力はちょっと」



なんか違う。と思いつつ、
まぁそんなニュアンスが伝わったならいいか、と諦めた。



「まぁそういうこった。
気の知れたやつだけにしとけよ?」



今日はありがとな。と私の頭をガシガシ撫でる




「って、お前髪ちゃんと乾いてねーじゃん!」



「あ、私髪微妙に長いから…ここのドライヤーだと時間掛かっちゃうんで、ちょっと自然乾燥させてます」



あと内心面倒臭いんだよなぁ。と思ってると


早く乾かしてこいよ、と言われ
渋々洗面所でドライヤーをかける


鎖骨より下に伸びた髪を弱〜い風が撫でるようにあたる
夜が明けそう、とか思うけど根気よく乾かした。



乾かしてる途中にくしゃみが数回でた
ハウスダスト…?と思い
明日は部屋を掃除してもらおうと決意した。



「お、乾いたな。
んじゃそろそろ寝るか!」



数十分経ち、部屋に戻ると彼は眠そう欠伸をする



そうですね。と言って私も寝る準備をしていると
彼は今までいたベッドを降り、ソファに座る




「寝るんじゃないんですか?」



「俺はここで寝る。」



腕を組み寝る体勢を作る彼



「そこじゃ身体痛めますよ!」





ちゃんとベッドで寝て下さい、と言うと
流石に同じベッドは…と言うので
じゃあ私がソファで寝ます。と言うとそれはダメ。と
言われた

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作者名:1/4 | 作成日時:2021年3月28日 23時

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