【東リベ】泣き虫のヒロイン②【武道成り代わり】 (ページ2)

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４９話ページ2

敦「…ぷっ」

ん？アッくん今笑った？

「「「「アハハハハ！！」」」」

『ん？！なに？？』

敦「ゴメン冗談だよw心配させたお返し」

タクヤ「2人は喧嘩してるけどいつもの事らしいよ？」

山岸「大体マイキー君とドラケン君がモメるワケなくない？」

ド「誰と誰が…モメるワケねぇって？」

『「「「「ド…ッ、ドラケン君！？」」」」』

ド「見舞いに来たぞーAっち」

いつの間に家入ってきたんだ！？この人
てか誰だよ人の家鍵開けっぱにしたやつ！！

ド「暑っちーなこの部屋、Aっち冷房弱くね？
ん？なんでお前ら立ってんの？

おースイカ買ってきたぞ
お前ら突っ立ってねぇで座れ！
Aっちは台所貸せ」

『あ！はい！てか自分切ってきますよ！』

ド「Aっち力ねぇし病み上がりだし大変だろ？皿とか出してくれるだけでいーよ」

『じゃ、じゃあお言葉に甘えて…w
案内しますね！』

・

『わ〜中真っ赤で美味しそうっすね！』

ド「だな」

ドラケン君がスイカを切ってくれてる間に私はお皿と飲み物の準備をしていた。

ド「………Aっち、一人暮らしなんだな」

『はい』

ド「……一軒家で一人暮らしって寂しくね？」

『……もう慣れました＾＾』

ド「そっか。これ、少ねぇけど潤さんにお供えしてやれよ」

『はい！ありがとうござぃ………え？』

今、ドラケン君何言った？？

一瞬のうちに身体の体温が下がっていくのを感じた。

ド「さっきお前の部屋行く時にチラッと別室見えて、そこに仏壇置いてあったからよ」

『……なんで、母さんの名前知ってるんすか』

ド「会ったことが、ある。
……Aっち、潤さんは(『あの！！！！！！！』…」

『スイカ！！マジありがとうございます！！！準備できたみたいだし、アイツらも首長くして待ってると思うんで！ちゃちゃっと運びましょ！！』

ドラケン君の次の言葉が怖くて
聞きたくなくて…

私は遮るように足速と台所を出てしまった。

・

ド「…お前はまだ"あの日のまま"止まってんのか？…A」

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《人物紹介》
花垣潤(はながきじゅん)

Aの母。
旧姓：灰谷。その他：不明。