不器用な君と恋をする、、2 (ページ15)

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好きです。ページ15

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「、、A」

大我が入って来た音で私は目を覚ますと
綺麗な大我の顔にはアザや傷がついていた

「大我、、」

「ごめん俺、、、」

「どうしたのその顔」

「俺なりに考えてケジメつけてきた。」

「どうして、、、、そこまで」

「今度は俺がAを守ろうと思って。でも、Aを傷つけちゃってどうしたらいいかわかんなくて、、、、」

「ありがとう。私ね、大我に無視されてすっごく辛かった。私何かしたかな。大我に嫌われることしたかな。大我のこと嫌いになれたらいいのに。なんでまたこんな目に遭うんだ。って。でも、何も知らないのにそんな事思っちゃってごめん。私を七海から守ってくれてたのに。」

今度は素直に私の気持ちを伝えることが出来たんだ

「あの、さ、今言うことじゃないってわかってるんだけど、さ、俺。Aと離れてる時樹にAのこと隣で守ってくれってっ言ったのに樹とAがずっと一緒にいて俺は遠くから眺めてることしか出来なくてすごい嫉妬してた。本当は俺が隣にいたいのにって。えっとだから何が言いたいかって言うとAの事が好き。幼馴染だからずっと言えなかったけどこれからは彼氏として隣にいたい。」

「えっ、、、」

「Aのことが好きです。俺と付き合ってくれませんか」

これは夢なのかと私は思った。頭を打ったせいで神様がいたずらに見せてくれた幸せな夢なのかと。

「、、、、」

私は何も言えずにただただ赤くなってしまった

大我はじっと私のことを見つめてくる

この沈黙を破ったのは私の告白の返事ではなく北斗達の病室を勢いよく開けるドアの音だった

「おはよーAおっ大我もなんで2人して赤くなってんの？え、もしかして、、、2人とも熱あるんじゃない？」

北斗が空気読めない発言してると何かを察した杏奈が北斗と樹の腕を掴んで病室を出ていった

「ふふっ」

「あいつら、、、邪魔しやがって笑」

「それが私たちらしくていいんじゃない？笑」

「返事、、いつでもいいから。聞かせて欲しい。出来たら早くもらいたいけどね笑まぁずっと幼馴染だったしそうゆう風に見れないかもしれないけどこれから幼馴染じゃなくて1人の男として見て欲しい。なんて思ってます。」

「なんで敬語になるの笑」

「じゃ、あいつら呼んでくるわ笑」

「大我」

私の腕は立ち上がる大我の腕を引き寄せて言った

「ん？」

「私、大我の彼女になってもいいかな？」