不器用な君と恋をする、、2 (ページ12)

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ごめん、ページ12

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樹side

Aが意識失ったとかまじかよ。
なんでだよ、、なんでAなんだよ、、、
無事なのかよ？
ちゃんと呼吸してんのか？
くそっ俺がちゃんと一緒にいればよかったんだ。
無理やりでも一緒にいるべきだったんだ.....

103号室、、ドアの前にはAの名前が貼ってあった俺は守ってやれなかったのにどんな顔してAに会えばいいのかわからずに、、、、
先生に無理言って車で送ってもらって急いできたのに俺の足は病室の前で立ち止まってしまった

病室からは大我の泣き声が聞こえてきた

「.......ごめん守りきれなくて約束してたのに。俺は弱いからあいつらから守りきれなかったごめん。ほんとごめん。」

大我。あいつが1番悔しいだろうな
やっぱ大我はかっこいいな1番つえーよ、

「Aに大我のホントのこと言わなきゃいけないよな」

大我がAを守ってたこと。無視してたのはAを守るためだったってこと。全部。Aにとっては辛いかもしれないけど、、、

「そう、だよね樹」

「あ、杏奈、北斗いつから居たんだよ」

「なんか樹が考え込んでるとこ辺り？早くはいろーぜ？Aの容態も気になるし」

ｶﾞﾗｯ

「大我、、、ごめん。俺、ちゃんとAのこと守ってやれなくて、それにお前は強いよ。自分をあんま責めんな、な？」

「樹、、、」