44話 ページ47
USJ襲撃事件の翌日は臨時休校となった。
残念なことに、私は怪我が治りきっていないのと
一人で上京しているということで、
完治するまで学校に泊まり込むことになった。
ただそうなると必要なものが足りないため、
一旦家に物を取りに帰ることになった。
「よ、切島君！」
「うわ！脅かすなよ、閃光」
「ごめんって。
それにしても今日はありがとう、付き合ってくれて」
「かまわねぇって。昨日も色々助けてもらったし。
それに、困っている奴を見捨てるなんて、
男じゃねぇしな！」
右足骨折、両手首を捻挫のため、今は車椅子。
当然その状態じゃ一人で荷物を持って帰れないので、
家が隣の切島君に頼んだのだ。
「でも、本当によかったぜ」
「ん〜？
急にどうした、そんなしおれて。
らしくないな〜」
「目の前で倒れた時、本当にびっくりしたんだぜ！
どれだけ心配したか」
「う、それはごめん」
「まぁ、今度は他人だけじゃなく、
自分の身体も気をつけなよ？」
「それ、相澤先生にも言われた」
「じゃぁ、なおさら気をつけろ」
「切島君は私のおかんか！」
必要な荷物を一通り詰めた後、
たわいのない話をしながら学校へ向かった。
「荷物、ここに置くんでいいか？」
「あ、うん。後はテレポートで何とかなるから」
「お前の個性、便利でいいよなー」
「あのね、これでも使いこなせるようになるのは
結構大変なのよ」
「悪かったって。
そんじゃ、明日学校で会おうぜ！」
「うん、また明日！」
戦いはまだ終わっていない。
そう、次は雄英体育祭だ。
＊作者より*
こんばんは、作者の庵原史穂です。
これにてヒロアカ一期までの話は終わりと致します。
ここまで読んでくださった方、
ありがとうございます。
また本日お気に入り登録者が100人を突破致しました！
感謝しても仕切れません。
これまでの感謝を込めて、リクエストイベントを開催したいと思います。
この人との絡みを見たいなどとコメントに書いてくだされば、
閑話として投稿したいと思います。
沢山のご応募、お待ちしております。
これからも、この作品を何卒宜しくお願い致します。
庵原史穂
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 173人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
庵原史穂(プロフ) - イケおじ派さん» 本当ですか！ありがとうございます！ (2023年1月21日 22時) (
レス) id: 0038db6d5e (このIDを非表示/違反報告)
イケおじ派 - 3話のイケおじ派がめちゃ共感です (2023年1月21日 21時) (レス) @page4 id: ec49e52911 (このIDを非表示/違反報告)
庵原史穂(プロフ) - 瑞樹さん» ご連絡ありがとうございます！全く気付いていませんでした……今後このようなことがないよう気をつけますが、もしまたあったらその時は教えてくださると助かります。 (2023年1月9日 18時) (レス) id: 0038db6d5e (このIDを非表示/違反報告)
瑞樹(プロフ) - 訂正になって申し訳ないのですが、八百屋ではなく八百万かと思います。間違っていたらすみません。 (2023年1月9日 18時) (レス) @page38 id: 140729f59d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
