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＊
いい匂い。
私の隣でわかり易く
勉強を教えてくれるドラコ。
私は隣にいるのをいいことに
彼の匂いを嗅いでいる。
変態か。……認める。
「課題、増やされたのか」
手元の課題に目を向けたまま
彼が聞いてきた。
鼻に意識を集中させていた私は
慌てて答える。
「は、はい、そうなんです！
酷いですよね。
今日だけ授業とかなくなればいいのに」
私の言葉に口元に手を当てて
くすくす笑い出すドラコ。
あ、この笑い方 好き。
「あ、そういえば
ホグズミード行くんですか？」
もし行っちゃうなら
寂しいな。
私サイン書いてもらえなかったし。
「あぁ、行くが……。
……サイン、父上に頼んどいてやる。
感謝しろよ」
まままま、マジで！？
ドラコのお父さんって、
結構おっかない人だよね！？
本当にサイン書いてくれるの！？
それに、本当にサイン書いてくれたら
多分、私……天に召されるよ？
行きたいけどね？
「それじゃあな」
え、もう行っちゃうの。
私の許可証を持って
図書室を出ていく彼。
あ……もう少し話したかったのに。
ま、いっか！
また会ったらいっぱい話そう！
もう私とドラコは
名前で呼び合うほどの仲になったのだから！
はっはっは！！
彼のおかげかな。
最初の憂鬱な気分はすっかりなくなって。
「むしろ勉強やりたくなってきたわ」
ごめんなさい。
なくなればいいとか言っちゃって。
ドラコパワー！！ 素敵！！
＊
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nano-(プロフ) - りんぴぃさん» コメありがとうございます！！ めっちゃ嬉しいです！ 更新頑張ります！(〃▽〃) (2017年12月17日 15時) (
レス) id: 9d89826020 (このIDを非表示/違反報告)
りんぴぃ - 小説が更新されていて凄く嬉しいですー！続きが気になりますっ。楽しみにしていますね！頑張って下さい(●´ω｀●) (2017年12月17日 9時) (レス) id: b749831db5 (このIDを非表示/違反報告)
nano-(プロフ) - みかンさん» コメありがとうございます！！ もっとキュンキュンさせます！！(〃▽〃) (2017年11月22日 16時) (レス) id: 9d89826020 (このIDを非表示/違反報告)
みかン - めっっっっっっちゃ!!!!!キュンキュンします!!!!!! (2017年11月14日 22時) (レス) id: 9338b62d3b (このIDを非表示/違反報告)
nano-(プロフ) - ユメさん» コメありがとうございます！！ 初めまして！ ありがとうございます！ 元気100倍です！ 更新頑張ります！！ (2017年11月13日 22時) (レス) id: 9d89826020 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅鶴 | 作成日時：2017年10月10日 1時
