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7話  ページ7

〜香奈の家〜



香奈の家

上杉:うっわ家でか

香奈:いらっしゃい

そういって彼女の部屋に案内された

香奈:上杉あの…

諸星はそこで切ってとんでもないことを言い出した!

香奈:私と付き合ってください‼︎

上杉…は?どういうこと…
香奈:付き合って‼︎

頭の中は真っ白。だって家まで呼んで…告白⁉︎



香奈:あなただって、親友の秘密をばらされたくないでしょ?



上杉:話が見えない

香奈:黒木貴和がデザイナーベイビーだってこと、知ってるの。

上杉:っ!なぜそれを!

香奈:落ち着いて、今から全部話すから




そして諸星の話はこうだった。

諸星の父は黒木がデザインされた研究所のライバル研究所所長だ。ふたつの研究所はなにかと揉めることがあったがいつも諸星研究所が負けていた。でもつい最近、諸星が父を訪ねて研究所に行ったとき見つけた資料にとんでもない計画が書かれていた。それは黒木の研究所の情報を盗み、自分たちのものにする完璧な計画だ。そしてそこに黒木貴和がデザイナーベイビーだということが書かれていた。

諸星はここまで話してから深呼吸して言った。


香奈:ここからが1番重要よ
 

黒木の研究所の成果を自分の成果にするためには黒木もこちらに取り入れないといけない。そうするためにはなんでもする。例えばお前の秘密を大勢の人にばらすと脅すかもしれない、と。

そこで俺は話を遮った。

上杉:それでお前は俺を通して脅してるわけか。黒木がお前の親の研究所側につくように利用するつもりなんだな。

香奈:違う。断じて違うわ。

上杉:じゃあなんだよ!
冷静さを失ってガラにもなく感情的になってしまった

香奈:父さんを止めてほしいの。

え...?

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葛湯(プロフ) - 文章が読みやすくて綺麗で好きです。更新楽しみにしてます。 (2022年3月11日 23時) (レス) @page7 id: 05825be203 (このIDを非表示/違反報告)
ミルフィーユ - 続きが気になるので更新してください (2022年3月2日 17時) (レス) @page9 id: e193d90a21 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ポチャ | 作成日時:2021年8月20日 7時

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