プロローグ ページ2
チュンチュン
小鳥のさえずりと白い光が爽やかな朝を伝える
深い森の中に佇む古城の一室で、金髪の少女は目を覚ました
重たげに目を開け、小さく欠伸を一つ
ここは黒の暴牛団アジトの少女の部屋だった
レトロな古城に合わせてか、シック調の家具で
スッキリまとめられた部屋だ
整頓された本棚や綺麗に掃除された室内が
少女の性格を無言で語っていた
それはさて置き、ベッドから起き上がった少女は自分の隣に、妙な布団の盛り上がりを見つけた
それを何とも言えない面持ちで少女は見下ろす
昨日は自分一人で布団に入ったはずなのに、
翌朝になるといつもベッドの主が一人増えるのだ
つまり、これは日常茶飯事なのだ
そして、次に起こる会話もまた…
貴「…… "お兄ちゃん"!"ゴーシュお兄ちゃん"!いい加減に起きて!!」
人型に盛り上がった布団をめくり上げ、
少女ーーAは、ゴーシュ…又の名をシスコン鼻血男を揺さぶった
ゴー「…う、うぅ〜ん…」
起こされたゴーシュは緩慢な動きで起き上がり
ゴー「おはよう、我が愛しのA/////
良い朝だな////」
キラキラとした笑顔で答えた
もちろん鼻血を垂らしながら
いつの間にやらAを抱き寄せているゴーシュに
貴「私のベッドに忍び込むの止めてって言ってるでしょ!」
ゴー「忍び込んでなんかないさ!添い寝だよ」
毎朝の恒例となってしまったこの会話に諦めを感じながら、Aは苦笑混じりに溜息をついた
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
宜しければ評価、コメントを頂きたいです!
よろしくお願いいたします!m(__)m
テスト近くて、更新の間が結構空くかもです…
90人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
氷輪(プロフ) - しーさん» 鋼でしたね!すみません!訂正します!ご指摘ありがとうございます! (2018年12月24日 9時) (レス) id: 9e47dac2f9 (このIDを非表示/違反報告)
しー - クラウスのまほうは青銅ではなく鋼魔法です (2018年12月24日 7時) (レス) id: 05e026159a (このIDを非表示/違反報告)
氷輪(プロフ) - ツバサさん» ありがとうございます!!楽しみにしていただけて嬉しいです!!ソリド兄様になってますね(笑)ご指摘もありがたいです!訂正します!! (2018年12月22日 23時) (レス) id: 9e47dac2f9 (このIDを非表示/違反報告)
ツバサ(プロフ) - めっちゃ面白です!続きが楽しみです!あと、22話のソリド兄様に褒められたとありますがノゼル兄様ではないでしょうか? (2018年12月22日 22時) (レス) id: 569f9ab0cc (このIDを非表示/違反報告)
な。 - 氷輪さん» こんな拙い文章にお返事の言葉、ありがとうございます。作者さまの他の作品も、楽しく心打たれながら読ませて頂いております!!好きです………ずっと神だと思っていた作者さまが推しのストーリー作ってくださったなんて感激すぎる。好き……愛が重くてすみません(笑) (2018年7月12日 22時) (レス) id: 87a58fa8a1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:氷輪 | 作成日時:2018年5月19日 21時