[探偵チームKZ事件ノートOS]〜お嬢様は知っている〜

謎の真珠 ページ14

え、真珠なんて持ってないのに盗んだの？

「それ、ただ単に嫌がらせじゃないのか？」
「その社長の妻とか持ってんじゃねぇの？」

確かに。

「それが、奥さんも持ってないんだ。
でも、二人とも心当たりはあるそうなんだ。」

へぇ、それ、絶対怪しい！

「本人が依頼してねぇのに、調べる必要ねぇだろ。」

確かに、でも気にならない？

「おい、上杉、逃げるのか？」
「逃げてねぇよ！」

あっ！若武劇場の開幕だ！

「でもさ、せっかく依頼してくれているのに逃げるのか？」
「依頼は黒木宛だろ？
俺ら宛じゃないぜ。」
「その黒木が俺たちに助けを求めてるんだ。
男なら、友人が助けを求めている時ほっとかないだろ？」

「わかったよ、協力はする。
でも、必要以上のことはしないぞ。」

う〜ん、いつも思うけど、うまいよねぇ〜。

「この事件を我々KZ７で扱うことに賛成のものは挙手してくれ。」

「全員一致だな。
　よし、それでは事件名決めるぞ！
　事件名は、『謎の脅迫状事件』だ！」

若武にしては、センスいい！
よし、調査開始だ〜！

「それじゃぁ、早速、アーヤ事件についてまとめてくれ。」

えっ、ちょっと待ってよ〜。
わ、わ、わ、わ、わ！？

「依頼主は、水嶋メッキに勤める 鷹崎弘和さん。
　ある日、会社に出勤した時に見つけた脅迫状が事件の発端です。
　内容は、
　『君の愛しの真珠はいただいた。返して欲しければ三週間後の河村公園に3億円を持ってこい。』
　です。また、『警察に届けても構わない』とも書いてありました。
　しかし、被害者である、水島メッキの社長、
　水嶋守さんはこのことを警察に通報していません。
　 謎は全てで５つあります。
　＊謎１ 『愛しの真珠』とは何のことなのか。
　＊謎２ 犯人は何を盗んだのか
　＊謎３ 犯人は誰なのか
　＊謎４ 犯人の目的は何か
　＊謎５ なぜ水嶋守は警察にとどけないのか
　
　です。」

「謎1と謎２は、アーヤだ。
　謎５は、俺と上杉、小塚、美門、七鬼だ。
　黒木はもう少し情報集してくれ。
　以上だ、解散！」

えっ、待って！
あの謎の脅迫状を解くの私！?
む、む、無理だよ〜ぅ。

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作者で〜す！
最近なかなか更新できなくて、すみません。
夏休みの宿題が多くて、大変なことになっているんです。
ちなみに、読者様たちの中に、マクロスシリーズが好きな方はいますか？
好きな方は、是非、コメント欄で教えてくださ〜い！！！！

わかんないよ〜！！→←うそでしょ！？

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