誰でもいいのでこの状況を止めてください!! ページ19
目を覚ますと、私はソファーの上で横になっていた。
ななもり「・・・〜これが新曲レコーディングするときの見本音源ね。
で、こっちがバーチャルライブについての重要事項が書いてある用紙でー−−」
莉犬「絵師さんにイラストを頼むときの納期ってさ・・・」
るぅと「レコーディングした日から3日以内にデータを僕に送ってほしいです」
隣のテーブルを見ると、すとぷりメンバーが会議を開いていた。
・・・推しが仕事してる瞬間って、いつもに増してかっこよく見えるよね。
私がメンバーをガン見していると、こっちを向いたころんくんと目が合った。
ころん「あ、七瀬ちゃん起きた?」
ころんくんの発言でみんなが私の方を振り向いた。
『私に構わずお仕事続けてください』
ななもり「いや、ちょうど会議終わったところだし、いっぱい構えるよ?」
『ついさっきめちゃくちゃ重要なお話してましたよね!?』
新曲とかバーチャルライブとか色々聞こえましたけど!?気のせいですかね!?
なーくんは立ち上がって私に近づいた。
ななもり「あとのお話は今日中じゃなくてもいいから大丈夫!」
私は嫌な予感がして、急いでさとみくんの後ろに回った。
ななもり「え、何その動き。可愛いけどさとみくんの後ろってところが複雑」
なーくんは発言通り微妙な顔をしていた。
莉犬「七瀬ちゃん倒れたばっかりそんなに動いて大丈夫なの?」
『ななもりさんから逃げるのに全力なんで大丈夫です』
ななもり「酷くない七瀬ちゃん!?」
「もしや俺のこと嫌い!?」とブーブー言ってくるなーくん。
大好きですけど、何されるか分かんないから警戒してるんですよ。
私は目線でなーくんに「警戒してますよ」と伝えた。
ななもり「そんな警戒しないで〜。ハグしようとしただけだよ?」
さとみくんの後ろに逃げてよかった。危うくまた気絶するところだった。
『誰でもいいので誰かななもりさんを止めてください!!』
誰も止めてくれる人はいなくて、その場がしーんと静まった。
止めるどころか、母のような温かい目でこちらを見つめるメンバー。
いや、なんでさっきまで反対してたさとみくんまで見守り態勢に入ってるの!?
さとみ「すまない、俺は何もできなかった・・・」
急に演技モードに入ったさとみくん。色んな意味でどうしたんですか?
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らくがん* - さくりさん、、、、、尊いです、2も見ます、な〜くん尊い、、、 (4月29日 17時) (レス) @page25 id: 9e395d752b (このIDを非表示/違反報告)
雨萩さくり(プロフ) - 零採さん» 返信が遅れてしまってごめんなさい!!コメントありがとうございます。僕は6人のすとぷりが好きなのとななジェル推しなのでこの小説を書かせて頂きました✨楽しんで読んでくれたら嬉しいです……!! (2月18日 18時) (レス) id: c9a476ef2d (このIDを非表示/違反報告)
零採 - なーくんの話だ…!一人のすとリスとしてすっごく嬉しいです! (12月27日 18時) (レス) @page24 id: 493da3e0a4 (このIDを非表示/違反報告)
如月玲斗/玲央(プロフ) - 雨萩さくりさん» 神の定めだねぇww どういたしまして? (5月19日 17時) (レス) id: 9c1c96d73e (このIDを非表示/違反報告)
雨萩さくり(プロフ) - 如月玲斗/玲央さん» 私の作品が玲斗くんに影響を与えてしまうとは・・・。これも神の定めかな?(何言ってんだこいつ)・・・冗談はさておき、こちらこそ沢山読んでくれてありがとう!! (5月19日 7時) (レス) id: 62efc680fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨萩さくり | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/n15a76543b1
作成日時:2023年2月23日 21時