第３話 【雨萩さくり】 ページ5
全力ダッシュして学校へ行き、何とか本鈴のチャイムが鳴る前に教室に着くことが出来た。
ふぅ、ギリギリセーフ！！
私たちはクラスが分かれているので、しばらくの間はみんなとはお別れ。
……と言っても、お昼休みの時間とかに一緒にお弁当食べたりするんだけどね。
さとみ「A、ボーッとしてると１限の授業に間に合わなくなるぞ」
ころん「次って教室移動だよね？早く行かないとヤバくない？」
この二人は私と同じクラスなので、大体一緒に行動している。
チラッと時計を見ると、１限の授業が始めるまで５分を切っていた。
これは本当にマズイ！
私たちは、駆け足で生物室に向かった。
時は過ぎてお昼休み。
私たち７人は「今日数学、マジで眠たかったー」とか「お昼の食べた後に体育やるの嫌だぁ」とか、
そういう他愛もない話をしながら、屋上でお弁当を食べていた。
るぅと「そういえば僕、最近怖い話にハマってるですよ」
莉犬「え？何急に。やめてよ」
ころん「いや、るぅとくんまだ何も怖いこと言ってないでしょ」
莉犬くんのあまりの反応速度の速さにツッコミを入れるころちゃん。
確かに莉犬くん、ちょっとビビりすぎでは……。
るぅと「ー−−今から、怖い話大会でもしませんか？
一番ビビってた人が罰ゲームということで」
さとみ「それだと、莉犬の罰ゲーム確定じゃね？」
莉犬「ルゥト、ゼッタイニ、ユルサナイ」
るぅちゃんが地味にとんでもないことを言い出したおかげで、莉犬くんが壊れてしまった。
莉犬くんが壊れても、ニコニコ笑顔で私たちを見つめてくるるぅちゃん。
いや、怖いって。それが一番サイコパスみを感じるって。
るぅと「大丈夫だよ、莉犬。一緒に聞けば怖くない」
『……何も解決になってないけどね、それ』
”何が楽しくて、自分から怖い話を聞かなきゃいけないんだ！”と、嘆く莉犬くん。
なんか、莉犬くんが可哀そうになってきたな……。
るぅと「それで、誰から怖い話をしていきますか？」
おぉ、これぞ悪魔降臨ってやつか。もう、るぅちゃんの笑顔が恐怖でしかないよ。
ジェル「そこは、言い出しっぺのるぅとでええんちゃう？」
ななもり「自分から俺らに振ったんだから、トップバッターでも問題ないよねぇ？」
るぅと「はい、もちろんです！」
＿＿＿さて、るぅちゃんはどんな怖い話をしてくれるのかな？
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紫月まろ@相方:めんたいこ#勉強消滅させよう同盟(プロフ) - さまーさん» わ~!!ありがとうございます!お褒めいただき光栄です! (4月3日 14時) (
レス) id: 5dc82e964f (このIDを非表示/違反報告)
さまー(プロフ) - ちょっと待って！？神同士が合作してやがる…神同士がくっついて神を超えてやがる… (4月2日 9時) (レス) id: ad3984bf8f (このIDを非表示/違反報告)
紫月まろ@相方:めんたいこ#勉強消滅させよう同盟(プロフ) - しーちゃんさん» 褒めていただけるのはすごく嬉しいのですが、さくり同様の意見です…。 (12月9日 19時) (レス) id: 9c4501d397 (このIDを非表示/違反報告)
雨萩さくり(プロフ) - しーちゃんさん» えーっと、それはしーちゃん様が手掛けた作品として投稿するということですか？それとも、こういう作品があるよ〜みたいな感じで宣伝するということですか？ (12月9日 17時) (レス) id: c9a476ef2d (このIDを非表示/違反報告)
しーちゃん - このお話があまりにも素敵だったので多くの人に見てもらいたく、プリ小説と言うアプリで 同じ内容で書かせてもらってもよろしいでしょうか、、 (12月9日 17時) (レス) id: 22e9f0b0d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨萩さくり x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/n15a76543b1
作成日時：2023年7月28日 19時
