第30話 【紫月まろ。】 ページ36
私の十八番はスローテンポの曲。
ころん「A頑張れ〜!」
ポチッ
ななもり。「あ!この曲A好きだよね!!」
好きっていうよりか私の十八番だからね笑
イントロが流れ始める。
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入りに失敗したけれど、その後は順調に歌うことが出来て私的には満足。
さて、何点かな?
莉犬「やっぱりAの声って透き通ってて綺麗だよね〜!」
『ありがと〜!でも莉犬くんは低音も高音も出ていいよね!』
ジェル「Aの点数は...。」
るぅと「おぉ〜!」
見てみるとなんとさとみくんを越して94点。
予想を超えて結構高かったことにびっくりしている私が居る。
さとみ「くそっ!3点負けた!!」
次は誰に回そう...?
よし!!
『じゃあ次はころちゃん行こう!!』
ころん「えー、僕行っちゃう??ww」
ななもり。「ん〜、でもAの後に歌うのって気引けちゃうよね。Aが歌うの上手いから。」
ころん「よし、じゃあ歌いま〜す!!!」
ころちゃんは一体何を歌うんだろう…。
ころちゃんは歌うと普段喋っている声とは違って、とても透き通って聞こえる。
まさに天然水、みたいな…?
私がそんなことを考えているうちにイントロが流れ始める。
この曲…出始めたのは数年前だけど今も色々な人にカバーされている曲だ。
なにげに私もこの曲を気に入っている。
アップテンポの曲で、私も気分が沈んでいるときや何かの大会がある前には必ず聴いている。
るぅと「やっぱりころちゃんって
莉犬「そんなに歌えば強調する?w」
『ブッww』
るぅちゃんと莉犬くんの会話に思わず吹き出してしまったけど、なーくんやジェルくんは気付いていないらしい。
さとみ「まぁ確かに歌えば綺麗よなw」
ころんさん、知らないところでめちゃくちゃ言われてますよ。
知らないところで言われてるころちゃんも可哀想になってきた…。
A父「A〜!そろそろできるけど、後どのくらいかかりそうだ?」
『見ての通りころちゃんが今歌ってるけど、この曲ももうすぐ終わりそうだから準備手伝おうか?』
A父「じゃあ終わったらお願いできるか?」
『オッケー!』
ななもり。「………。」
なーくんがそんな私達親子の会話を何処か悲しげに見ていることにも知らず…。
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紫月まろ@相方:めんたいこ#勉強消滅させよう同盟(プロフ) - さまーさん» わ~!!ありがとうございます!お褒めいただき光栄です! (4月3日 14時) (レス) id: 5dc82e964f (このIDを非表示/違反報告)
さまー(プロフ) - ちょっと待って!?神同士が合作してやがる…神同士がくっついて神を超えてやがる… (4月2日 9時) (レス) id: ad3984bf8f (このIDを非表示/違反報告)
紫月まろ@相方:めんたいこ#勉強消滅させよう同盟(プロフ) - しーちゃんさん» 褒めていただけるのはすごく嬉しいのですが、さくり同様の意見です…。 (12月9日 19時) (レス) id: 9c4501d397 (このIDを非表示/違反報告)
雨萩さくり(プロフ) - しーちゃんさん» えーっと、それはしーちゃん様が手掛けた作品として投稿するということですか?それとも、こういう作品があるよ〜みたいな感じで宣伝するということですか? (12月9日 17時) (レス) id: c9a476ef2d (このIDを非表示/違反報告)
しーちゃん - このお話があまりにも素敵だったので多くの人に見てもらいたく、プリ小説と言うアプリで 同じ内容で書かせてもらってもよろしいでしょうか、、 (12月9日 17時) (レス) id: 22e9f0b0d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨萩さくり x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/n15a76543b1
作成日時:2023年7月28日 19時