第28話 【紫月まろ。】 ページ34
今日は12月31日。
なーくん達が家に泊まりに来る日だ。
もうそろそろ来る頃かな…。
ピンポーン
『はーい!』
何故かいるのはなーくんとジェルくん。そして莉犬くん、るぅとくんの4人だけ。
気になって聞いてみればどうやら寝坊して準備が遅くなっている、らしい。
そんなところも昔から変わりなくてさところらしい笑
直してほしいと思いながらも、変わってほしくないと思ってしまう私もいる。
おばさん達が不在なことも、今に始まったことではない。
かと言って初めからというわけでもない。
少なくとも私達が小学校を卒業するまではそんなことはなかった。
私達が中学校へ入学すると同時におじさんも大手企業の社長となった。
そんなことも関係しているのかな…
ななもり。「A…?」
『ごめん、ちょっと考え事してた。』
るぅと「というかなんで僕たち同じ時間に起きたはずなのにさとみくんところちゃんは遅いんですか!?」
莉犬「まぁまぁ、るぅちゃん落ち着いて、あのさとみくんところちゃんだよ?いくら兄弟でもあの二人だから…」
さとみ「はぁ?お前どの口が言ってんだよ!?」
ジェル「うぉ、びっくりした。」
るぅと「もう、勝手に入るなんて不法侵入ですよ、ころちゃん。」
ころん「え、なんで僕!?」
ななもり。「だってさとみくんと一緒にころちゃんも無言で入ってきたじゃん。同罪だよ、同罪!」
さとみ「まぁまぁ、な?俺らの仲じゃん!なー、A?」
どんな仲だよ、なんて思いながらもその言葉は胸に仕舞っておく。
『フッ今回はこのA様が許してやろう!』
さところ「ありがたき幸せ〜!」
ななもり。「ふざけてないでさっさと中お邪魔しよ?w」
すとぷり「お邪魔しまーす!」
Aママ「あら、いらっしゃい笑」
ななもり。「こんにちは!毎度毎度お世話様です、本日も宜しくお願いします。」
Aママ「あら、ななもりくん、そんなに固くならないでリラックスしていいのよ。」
『ごめんね、みんな。この通り私のお母さんみんなが来るって喜んじゃって…。お父さんもあんな感じでさ…なんか恥ずかしいな』
さとみ「じゃあ、おじさんはどこへ…?」
『あー、お父さんはね…?張り切って料理してる…w』
るぅと「じゃあ僕挨拶してきますね!」
莉犬「るぅちゃん待って〜!俺も行く!」
ホントあの二人は仲良いな笑
ななもり。「ホントそうだよね笑」
『もしかして、声に出てた?』
ジェル「バッチリ出てたで。」
『恥ずかし///』
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紫月まろ@相方:めんたいこ#勉強消滅させよう同盟(プロフ) - さまーさん» わ~!!ありがとうございます!お褒めいただき光栄です! (4月3日 14時) (レス) id: 5dc82e964f (このIDを非表示/違反報告)
さまー(プロフ) - ちょっと待って!?神同士が合作してやがる…神同士がくっついて神を超えてやがる… (4月2日 9時) (レス) id: ad3984bf8f (このIDを非表示/違反報告)
紫月まろ@相方:めんたいこ#勉強消滅させよう同盟(プロフ) - しーちゃんさん» 褒めていただけるのはすごく嬉しいのですが、さくり同様の意見です…。 (12月9日 19時) (レス) id: 9c4501d397 (このIDを非表示/違反報告)
雨萩さくり(プロフ) - しーちゃんさん» えーっと、それはしーちゃん様が手掛けた作品として投稿するということですか?それとも、こういう作品があるよ〜みたいな感じで宣伝するということですか? (12月9日 17時) (レス) id: c9a476ef2d (このIDを非表示/違反報告)
しーちゃん - このお話があまりにも素敵だったので多くの人に見てもらいたく、プリ小説と言うアプリで 同じ内容で書かせてもらってもよろしいでしょうか、、 (12月9日 17時) (レス) id: 22e9f0b0d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨萩さくり x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/n15a76543b1
作成日時:2023年7月28日 19時