幼馴染から恋愛対象になる方法 【苺】

第22話　【紫月まろ】 ページ28

さとみくんと二人、他愛もない会話をしているとるぅとくん、ころちゃんと次々に起きてきた。


あれ？でもなーくんが居ない。


『ねぇ、みんな。なーくんは？』


莉犬「あーｗなーくんはぐっすり寝てるよ。」


ころん「Aが寝た後数時間は起きてたし、なーくんも生徒会の仕事溜め込みすぎたってやってたからね。」


ジェル「なーくん、また溜め込みすぎて倒れそうやな。」


『わ、私！心配だからちょっと見てくるね！』


さとみ「その心配はないと思うぜ。」


ななもり。「ふあぁ〜…。みんなおはよう。」


さとみ「ほらな？」


なんだ、そういうことか。
さとみくんにはリビングに来るなーくんの姿が見えてたから言ってただけか。


ななもり。「そーいえば何だけど、るぅとくんは？」


『るぅとくんならさっき、お風呂はいってきますってお風呂行ったよ。』


るぅとくんも昨日お風呂はいらなかったらしいし。
私もるぅとくんが出たらお風呂入ろうかな。


ころん「なら、Aも後で入ってきたら？昨日寝落ちしちゃって入ってないでしょ？」


『うん、私も今考えてたところ。るぅとくんが出てきたら入るよ。』


そういえばさ、もうすぐクリスマスだなぁ…。


ジェル「なぁなぁ。もうすぐクリスマスだし、クリパせぇへん？」


あっ、それめっちゃいい！


ななもり。「確かにそれはいいかもね。」


ｶﾞﾁｬ((ドアの開く音


るぅと「ただいま〜！」


さとみ「ちょうどいいところに。今クリパしないかって話してたんだけど…。るぅとはしたいか？」


るぅと「なるほど。たしかにもうすぐクリスマスですし、良いかもしれませんね！」


『じゃあ、クリパ開催決定！！！』


『ってことで私はお風呂行ってくるね！』


全員「行ってらっしゃい！」


ｶﾞﾁｬ((ドアの開く音


クリパのプレゼントどうしようかなぁ…。


でもどうせなら全員に用意しようかな。


みんなでお揃いにできるものとか、長く使えるものとか。


キーホルダーとかシャーペンなら長く使えるよね。


みんなのイニシャルのキーホルダーとシャーペンでいいかも！


なんだか今からすっごい楽しみ。日程とかも決めたいし、早めに出よう！


というか本当に王原家って大きいよね、お風呂なんて銭湯の２分の１の大きさはあるよ。


ｶﾞﾁｬ((ドアの開く音


『ただいま〜！』


全員「おかえり〜。」


るぅと「結構早かったね。さとみくんが髪乾かしてくれるって言ってたよ。」


さとみ「いや、誰も言ってねぇよ、まぁいいや、Aおいで。」

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