第２１話 【雨萩さくり】 ページ27
このままみんなで寝るのかと思いきや、
さとみくんが「まだ眠くないからゲームしたい」と言い始めた。
その言葉を聞いたころちゃんも強く共感し、”僕もやりたい！”と元気よく手を上げた。
そんな二人の会話を耳にしたままもりは、
「明日はお休みだし、少しだけならいいよ」と優しいことを言ってくれた。
ななもり「ー−−ただし！起きていいのは１２時までね。夜更かしは体に悪いから」
莉犬「生徒会の仕事があれば徹夜して終わらそうとするなーくんがそれ言う……？」
ななもり「そこ、うるさいよ。俺の場合は学校の課題だからいいの」
ころん「何そのマイルール」
あまりにも我が強い独特な規則に対し、ころちゃんが呆れ気味に呟いた。
なーくんは責任感が強いから頑張り屋さんなんだよねとフォローすると、
「A……！ありがと。大好き」と言って嬉しそうにハグをしてきた。
想像以上に抱きしめる力が強くて悶えていると、
るぅちゃんが”なーくん、Aが苦しがっているので話してください”と注意してくれた。
ななもり「あぁ、ごめんね。痛くなかった？」
『うん、大丈夫』
ジェル「いや、離さんのかい」
私のお腹に腕を回したまま心配してくれるなーくんに、真顔で冷静なツッコミを入れるジェルくん。
ころちゃんが無言で私たちを引き剝がすと、
さとみくんも「抜け駆け禁止だからな？」と厳しい目をしていた。
何かを忠告された張本人は”あはは”と笑いながら軽く受け流していた。
そんな会話をした後、私たちはみんなでゲームをして遊んだ。
お腹が痛くなるほど沢山笑い、私は大きな満足感に満たされてソファーに寝っ転がった。
ウトウトしながら楽しそうにしている莉犬くんたちを見ていると、
気が付いたら意識を手放していた＿＿＿＿。
意識が覚醒してまぶたを開けると、辺りは朝を迎えていた。
私の体には毛布が掛けられていて、ソファーの周辺にはるぅちゃんたちが横になっている。
のそのそと静かに動いていると、後ろから「あれ、起きたの？」という声が聞こえた。
ビックリして勢いよく振り返ると、
私の背後には片手にコップを持っているさとみくんの姿が見えた。
さとみ「おはよう。よく眠れた？」
たぶん、私が雷で怖がっていないか心配してくれてるんだろう。
私はクスッと笑ってコクンと相づちを打った。
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紫月まろ@相方:めんたいこ#勉強消滅させよう同盟(プロフ) - さまーさん» わ~!!ありがとうございます!お褒めいただき光栄です! (4月3日 14時) (
レス) id: 5dc82e964f (このIDを非表示/違反報告)
さまー(プロフ) - ちょっと待って！？神同士が合作してやがる…神同士がくっついて神を超えてやがる… (4月2日 9時) (レス) id: ad3984bf8f (このIDを非表示/違反報告)
紫月まろ@相方:めんたいこ#勉強消滅させよう同盟(プロフ) - しーちゃんさん» 褒めていただけるのはすごく嬉しいのですが、さくり同様の意見です…。 (12月9日 19時) (レス) id: 9c4501d397 (このIDを非表示/違反報告)
雨萩さくり(プロフ) - しーちゃんさん» えーっと、それはしーちゃん様が手掛けた作品として投稿するということですか？それとも、こういう作品があるよ〜みたいな感じで宣伝するということですか？ (12月9日 17時) (レス) id: c9a476ef2d (このIDを非表示/違反報告)
しーちゃん - このお話があまりにも素敵だったので多くの人に見てもらいたく、プリ小説と言うアプリで 同じ内容で書かせてもらってもよろしいでしょうか、、 (12月9日 17時) (レス) id: 22e9f0b0d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨萩さくり x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/n15a76543b1
作成日時：2023年7月28日 19時
