第１話 【雨萩さくり】 ページ3
Aside
私には、少し変わった幼馴染がいる。
るぅと「Aちゃん、髪に糸がついてるよ」
そう言って手を伸ばし、私の頭の上に乗っていた糸を取ってくれたのはるぅちゃん。
何でも出来るハイスペックな人で、よく私のお世話もしてくれてるよ。
『全然気づかなかった……！ありがとう、るぅちゃん』
るぅちゃんは、”いえいえ”と謙遜しつつもちょっと嬉しそうな声で返事をしていた。
どんな小さなことでも、ありがとうって言われるのは嬉しいもんね。
そんなるぅちゃんの素直さに頬を緩ませていると、誰かの手が私の頭に触れた。
ジェル「頭に芋けんぴついてんで？」
『そんなわけあるか。頭に芋けんぴ乗せてたらヤバいでしょ』
初っ端からボケをかましてきたのは、私の幼馴染の一人ジェルくん。
面白いんだけど、ときどきボケがぶっ飛びすぎてツッコミが追い付かないんだよね。
まぁ、そこがジェルくんの魅力でもあるんだけどね。
ななもり「じゃあ、頭に目玉焼き乗ってるよ」
『……待って、”じゃあ”って何！？
それに、人の頭に目玉焼きが乗ってるって状況も意味分かんないでしょ！？』
私のツッコミに大爆笑をしているこの人は、なーくんことななもりくん。
幼馴染の一人で、同い年とは思えないくらいしっかりしてる人。
私たちの前では、子供みたいな無邪気な姿を見せてくれることもあるよ。
さとみ「A、いつも通りツッコミのキレがいいね。M-１目指せるよ」
『目指さないよ。何も目標としてないのにみんながボケまくるから、
日に日に私のツッコミ技術が上がっていくんだよ』
何故か、私にお笑いの道を進めてくるこの人はさとみくん。
凄くイケメンでイケボなのに笑い方が魔王っていう、残念なところを持つ幼馴染。
女子から大人気だけど、何でか塩対応なんだよねぇ。私は、そういう時期なのかなって思ってる。
ころん「僕らってさぁ、マジで毎日コントみたいな会話してるよね」
『私たちの存在がお笑い芸人みたいなところあるからね』
莉犬「別にM-１目指してないのに、存在はお笑い芸人みたいって草生えるなぁ」
この二人は、比較的ツッコミ組のころちゃん＆莉犬くん。
ころちゃんはコミュ力は高いけどシャイな性格で、
莉犬くんは可愛い見た目に反してときどき毒を吐いてるよ。
……私の幼馴染って、本当に癖が強い人が多いなぁ。(遠い目)
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紫月まろ@相方:めんたいこ#勉強消滅させよう同盟(プロフ) - さまーさん» わ~!!ありがとうございます!お褒めいただき光栄です! (4月3日 14時) (
レス) id: 5dc82e964f (このIDを非表示/違反報告)
さまー(プロフ) - ちょっと待って！？神同士が合作してやがる…神同士がくっついて神を超えてやがる… (4月2日 9時) (レス) id: ad3984bf8f (このIDを非表示/違反報告)
紫月まろ@相方:めんたいこ#勉強消滅させよう同盟(プロフ) - しーちゃんさん» 褒めていただけるのはすごく嬉しいのですが、さくり同様の意見です…。 (12月9日 19時) (レス) id: 9c4501d397 (このIDを非表示/違反報告)
雨萩さくり(プロフ) - しーちゃんさん» えーっと、それはしーちゃん様が手掛けた作品として投稿するということですか？それとも、こういう作品があるよ〜みたいな感じで宣伝するということですか？ (12月9日 17時) (レス) id: c9a476ef2d (このIDを非表示/違反報告)
しーちゃん - このお話があまりにも素敵だったので多くの人に見てもらいたく、プリ小説と言うアプリで 同じ内容で書かせてもらってもよろしいでしょうか、、 (12月9日 17時) (レス) id: 22e9f0b0d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨萩さくり x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/n15a76543b1
作成日時：2023年7月28日 19時
