目線とは ページ17
「ねぇ、これってなんだと思う？」
「さぁな、ただ。やべぇのは確かだろ」
不死川と時透は、ある日いきなりAの元の世界へと繰り出された。知らない服装、知らない物、知らない場所。
混乱するには十分だ。
「あ、あれ、Aだよね？」
時透が指さした先にいるのは、私服のA。隣には、数名の男女がいる。
「声かけるぞ。今の俺達には、アイツを頼るしかねェ！」
幸いにも青だった横断歩道を渡り、ショッピングしていたAの肩を不死川が掴む。すると、自然と目線は不死川に集まる。
「A！」
少し焦ったように、どうしたんですか？と帰ってくると思った。そして、どうにかしてくれる。そう期待した。
「……どちら様でしょうか」
向けられたのは、白い目だった。まるで初対面の人のように、1歩置いた目。2人に絶望が訪れた。
「何言って……」
時透が続けようとしたが、麗日たちによってそれは阻止された。
「知り合いなん？」
「ちょっと覚えがないですね」
忘れたのだろうか、今まで楽しげに笑っていたのは嘘というのだろうか。それとも、最初から出会ってなどいなかったのだろうか。
全くわからなかった。
ただ、2人がただ悲しさに襲われたのはわかった。
ーanother storyー
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うささん(プロフ) - クッキー大好き！さん» 返信遅れてすみません！これからも更新頑張ります (2019年8月28日 22時) (
レス) id: bf4eafc009 (このIDを非表示/違反報告)
クッキー大好き！ - やっと来たー！！楽しく見てました！！これからも更新してください！！ (2019年8月20日 19時) (レス) id: dcaad7b3be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うささん
| 作成日時：2019年8月17日 22時
