【銀魂】神威との騒がしい日常

11話＾＾ ページ15

Aside


貴方「晋助っ！久し振りーっ！！！」
そう言って私は晋助に抱き付いた。
晋助は一瞬、驚いた顔だったが、すぐに無表情になった。

神威「え、彼氏に大好きと言ってシンスケとはいえ、他の男に抱き付いちゃう！？」

阿伏兎「まぁ、嬢ちゃんは、高杉に会うの久々だし、何も考えてねぇんだろうよ。」

高杉「おいおい、相変わらずAはいつも威勢が良いなァ？それと、テメェの彼氏が今にも泣きそうな面してるぜ？」

貴方「元気いっぱい…と言って欲しいな。それに神威とはいつも一緒にいるから今日は久々に晋助と一緒にいたいかな？」

神威には悪いけど、晋助のことだって大好きなんだもん。何かお兄ちゃんみたいな？

神威「Aっ……(泣)」

神威「う、ふぇぇ…！！」

阿伏兎「団長、…………ドンマイ。」

阿伏兎が神威の肩に手をポンッと置く。
すると、神威は顔を腕で隠し、しくしくと泣き始めた。…が、私は放置。
だって、嘘泣きだもん。←

高杉「ククッww良いのかァ？」

貴方「うん、神威のアレは嘘泣きだから。」

私は晋助にしか聞こえない位の声で喋る。

貴方「いつも私が神威を放置しまくるとあんな風に拗ねるんだ。私は前に騙されたっ！」

だからちょっと仕返し！…と晋助に笑いながら言うと、「テメェはドSか…」なんて言う。
わたしだってSになる時くらいあるぞっ！

貴方「そういえば、また子ちゃんと万斎さん、今日は一緒に来てないの？」

高杉「あァ、木島達は他の任務に行ってる。
木島はAに会いたがってたな。」

貴方「私もまた子ちゃんに会いたいー！」

男ばっかの第７師団。だから、女友達で近くにいるのって、また子ちゃん位なんだ。なので、癒しなのだっ、また子ちゃんは！

貴方「うー、また子ちゃーん！」

神威「……本当に好きだよネ、あの女のこと。
ドコが良いの？(ジトッ)」

うわっ、びっくりした…！いきなりだな。

貴方「全部かな。(真顔)」←

高杉／阿伏兎「どんだけだよww」

神威「普通、俺に言うもんじゃないの？」

貴方「また子ちゃんは親友として好きなの！」

神威「は？」

貴方「神威に対する好きは恋愛対象で語り切れない程、大好きなんだからっ！！」

高杉／阿伏兎「…わお。」

神威「大胆な告白だネ＾＾」

…あ、ヤバい。
言っちまったー(゜ロ゜)


その頃のまた子。

また子「はっくしゅん！」

万斎「風邪でも引いたか、また子？」

また子「誰かが噂してるんじゃないっスか？」

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