7話^^ ページ11
Aside
AM7:00
私は起きます。7時半までに着替え、顔を洗う、髪を結うまでが毎日やっていること。
そして支度が終わり次第、7時半〜8時半まで開いている食堂に行くのです。早く行かねば食べ物がなくなる!夜兎の食欲は半端ないから!
貴方「ごっはんー、ごっはんー!!」
軽やかにスキップをして食堂に行く私。
いつも到着する順番は私が一番、次に神威、阿伏兎、団員という風な感じ。
そして、今日も私が一番だろうと思ってた。
だが違ったみたいです。
食堂へ続く廊下をスキップしていると、私の前に何か…いました。
貴方「え、何あれっ!!???」
な、何かモゾモゾした物体が動いてます!!
これじゃ食堂に行けないよっ!
意を決して近づいてみた。それは…、
貴方「っ!?何で神威が此処にいんの!??」
神威「んー…。」
貴方「ちょっ、神威、起きてっ!!」
神威「!!Aから愛のモーニングコールをされたっ!!!」
貴方「いや違うわ!何でこんな所にいるの、風邪引くよ!?しかも寝袋って…。」
神威「Aの隣を独占しようと…^^」
…………呆れた。
貴方「…だからってそんなスタンバってなくても良いんじゃないの?」
てか何も言わず、いつも私の隣の席を独占しているじゃないか…。まぁ、たまに阿伏兎が座るけど。
神威「阿伏兎でもそれは許すマジと思って。」
貴方「そんなにか。てか人の心の中を読むな」
神威「そんなにだヨ。…口に出てたって。」
貴方「え、マジ?…まぁ、いいや。…ご飯、食べに行こっか?」
何か…、待っててくれたのに何もしないのはちょっとなぁ…。
そう思った私は、神威の前に手を出してみる。
神威「…?」
神威は意味が分からなかったみたいだった。
貴方「食堂、手……繋いで行こっ!!//」
神威「っ!!うん^^」
神威は嬉しそうに返事をすると私の手を握り、指を絡めて来た。そして私に向かって無邪気に笑う。
その無邪気に笑った可愛らしい笑顔に、
ドキッとしたのは…、君には内緒。
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no side
同時刻、
その様子を見ていた男が一人、呟いた。
阿伏兎「何だかんだ言って、嬢ちゃんも団長のこと好いてんだな。前に、嬢ちゃんに嫌われてるかもしれねぇーつって心配してたあの団長は何処やら……。良かったな、団長?」
そう言ってフッと男は微笑んだ。
その姿は自分の息子を見守る様だった。
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櫨愛(プロフ) - お願いします!! (2016年4月4日 0時) (レス) id: d445410b78 (このIDを非表示/違反報告)
剣、(プロフ) - 分かりました!では来週辺りから取り掛からせて頂きます!(^_^) (2016年4月3日 22時) (レス) id: 5b1b352742 (このIDを非表示/違反報告)
櫨愛(プロフ) - 全然大丈夫です!描いて頂けるだけで有難いので、細かい所は剣、さんにお任せします!! (2016年4月3日 21時) (レス) id: d445410b78 (このIDを非表示/違反報告)
剣、(プロフ) - カラーとなると厳しい(色塗りは苦手なので・・・)ので、白黒でも大丈夫でしょうか? (2016年4月3日 20時) (レス) id: 5b1b352742 (このIDを非表示/違反報告)
櫨愛(プロフ) - 本当にありがとうございます!挿し絵的なものでもイラストでもどちらでも良いのでお願いします! (2016年4月3日 15時) (レス) id: d445410b78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:櫨愛 | 作成日時:2016年2月22日 18時