呪力が憑いてた【呪術廻戦】

7話 ページ8

目が覚めて辺りを確認すると、私はベットの上にいた


伏黒くんは...


いない

おトイレにでも行ったのだろうか


にしても、私をベットまで運んだのか



不器用だけどやっぱり伏黒くんはいい人だ




そんなことを考えていると何やら外から声がした


虎杖｢伏黒！今度こそ元気そうだな！！

ってあれ？Aは？｣


元気そうに話す虎杖くんの声を聞いて、少し悲しくなった


この前お爺さんが亡くなったばかりなのに...

すごいなぁ、強いなぁ、と思いつつ、部屋を出た



虎杖｢えっ！？なんで伏黒の部屋から！？｣

五条｢あらぁ、もうそういう関係？？｣


五条先生の指示！！と伝えたくとも紙とペンを部屋に忘れてしまった


タイミング悪すぎる！！


と思っていたら伏黒くんが誤解を解いてくれた


よかった...



全く、この人は一体何を言い出すんだとため息をついて五条先生の方を見る




瞬間、何かに打たれたような感じがした


出会いは夜で余り見えなかったし、火葬場でも話すこと無かったから気づかなかった



スっと伸びた鼻

形のいい唇

骨ばった手




...足長！？スタイル良！？肩幅広っ！？


見つめすぎたせいか、虎杖くんに心配されて我に返った


虎杖｢A...？だ、大丈夫？｣


伏黒｢ちょっと、アンタ何したんですか｣


五条｢え？僕？？｣




我に返った後でも五条先生を目で追ってしまう


どうやら私は、一目惚れというものをしてしまったらしい




いや、まて、目隠しだよ？？

高身長すぎる男性だよ？？


髪の毛とか見てよ

逆だってるよ？？



...もはやそれすらも愛おしく感じてしまう





伏黒くんの｢五条先生以外にいないでしょ｣という失礼な声をよそに私は1人、顔を赤くしていた

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