呪力が憑いてた【呪術廻戦】

3話 ページ4

そんな先輩達との会話をよそに、やはり否定しまくる生徒会長



会長｢そもそも一番の問題は虎杖悠仁！

オマエの籍がオカ研ではなく陸上部にあり、同好会定員の4名に達していないということだ！！｣


何故...


虎杖｢いや、俺ちゃんとオカ研って書いたよ？｣


『《私もそれ見ました》』


確かにオカ研と書いた紙を一緒に提出したはずだ


｢俺が書き換えた！｣


陸上部顧問、高木先生である

...いや書き換えんな


どうやら先生は虎杖くんをどうしても陸上部に入れたいらしい


そして何度もそれを断っている虎杖くん


...なんか、何度も告白するストーカーみたいな絵面ですな


第三者の立場でその様子を見ていると｢正々堂々陸上競技で勝負だ！｣と言い出した高木先生



入部届を書き換えたのは先生なので正々堂々もクソもないのでは？？



虎杖｢あれ、A来ねーの？｣


『《虎杖くんの運動能力的に、勝ち試合を見に行くようなものだから心配してないし

私はここに残るよ


勝負、頑張ってね》』


ひらひらと手を振ると虎杖くんもニッと笑って返してくれた



...可愛いなおい









とは言ったものの、することが無いので課題でも終わらせておくか


確か虎杖くんが見つけた御札がついてる物、夜の学校で剥がすって言ってたな


それこそ心配だし、ここに居よう








佐々木｢A、起きて

御札剥がすわよ｣


その言葉で目が覚めた


いや、まだぼんやりしてるが


ロウソクを1本立てて、御札の着いたものを先輩が取り出した



その瞬間、なんとも言えない寒気が全身を覆った



今すぐそれを放り投げ、逃げ出したい、近くにいたくない


震える手で紙に『《危ない》』と書いてみせる


いつもより字が汚い


だが、そんなことを言っている場合ではない



見せているのに全く気づかない先輩達



ついに剥がれてしまった御札



人の指のような形をしていると認識した時、天井から沢山の"異物"が出てきた



脳内の危険信号が鳴り響く

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