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33✱ ページ37

幼い?Aside



時は一瞬。

あっという間に1週間が経った。



わたしは、この日の為に別館で知り合った組員に稽古を付けてもらっていた。





別館に、こそっと入ると1人の組員に見つかって。

訳を話すと、「面白そうじゃん。協力するわ」


と言ってくれたから。



武器も、こっそり貸してくれて……。






わたし、思ったより殺しの才能あるらしい。





教えてくれた人……緑山さんは言ってた。



「もしかしたら勝てるかも。」




まぁ、元々勝つ気マンマンだけど。






勝負の場は練習用のホール。





銃とか使いまくりのガチ対決。


下手したら、死ぬかもしれない。



けど……




『絶対に勝つから。

お前を追い出してみせる。』




わたし、怒ったら怖いからね。




✂ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー✂
正午12時。



わたしと奏、クソ親父が練習用のホールに集まった。



父「A。ほんとに良いのか?」
『……Yes』

父「そうか。」




クソ親父から離れて、ホールの中心で奏と向き合う。




組員「それではっ!」




これの為だけに雇われた組員の声が響く。



わたしは銃とか入っているポケットに手を入れた。





組員「START!」









『……』




まずは、距離を少しづつつめる。

わたしが今回使うのは、銃と……




ヒュッ



奏「おっと、危ないじゃないか〜、




ダーツなんて。」




そう、ダーツ。

悔しくとも、アイツも持ってるんだけど。



わたしの手にもすっぽり収まるサイズ。

自分でも武器、作ろっかなぁって思って……



気がついたらこの、銀色のダーツを作ってた。



やっぱ、あの日に見たダーツが関係してるのかな。



そう思って、少しだけ気を緩めた時━━━




バァン




『ッ……!』


わたしのお腹付近を銃弾が掠めていった。

煙がもうもうと立ち込める。


心臓がバクバクする。




銃って……こんなにも怖かったんだ。

あれ、当たってたら確実に……





悍ましい光景が頭に広がる。




やだっ…わたし、何考えての?

コイツに勝つんでしょ?

弱気になんなよ!!自分!!

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紫月まろ。@ばか同盟。相方:めんたいこ。(プロフ) - ページ30の怪我したってやつのお写真、うちのリア友のお部屋と同じ...。 (10月14日 20時) (レス) @page30 id: 2bc2556456 (このIDを非表示/違反報告)
雪那 - こんにちはっ!本当にこのお話大好きです! (2022年8月21日 16時) (レス) id: 956d4fad93 (このIDを非表示/違反報告)
赤い実が好き - こんにちはっ!Pさん!完璧少女進めてほしいです!おもしろかったので! (2021年12月14日 14時) (レス) id: 678f51501f (このIDを非表示/違反報告)
みずな(プロフ) - 初コメと応募失礼します 瑞稀 男 天然を演じてる (2021年9月13日 18時) (レス) id: 6e79866175 (このIDを非表示/違反報告)
ネココ - この作品面白いです〜気づいたら一番右のお星さまにマウスが…更新頑張れッ!! (2021年7月29日 12時) (レス) id: d9dbb0348a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:飴美味しいけど何か?、点P撲滅隊リーダー兼隊長兼事の発端者 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2021年6月12日 23時

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