あの女の子は、な組の...【stpr】

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Aside



『銃とー、MAPとー、何いるっけ。』


ななもりさんから貰った自室に籠る。

いやー、ここ１ヶ月くらいハゲ親父と喧嘩して全然任務行ってなかったもんなぁ...



銃とダーツと、黒組のMAPだけでいいのか？？......分かんね。


暗記類はころんに任せて...




私が使ってる銃は「Stpr0623」さとみが使ってたやつの少し旧型。



四宮グループ...ハゲ親父は新型を持っていかせてくれなかった。

ハゲ親父が信頼してる仲間でも、私より弱いのに使いやがって。


ダーツは自作。今のは6個目。結構な頻度で壊れるんだよな...そこマジ疲れる。




愛着は湧いてんだけどねー。


でも、使いすぎてるのか「ダーツを使う殺し屋と言えば黒の白鳥」って噂されてる。




当然な組も知ってるはず。ころんの前ではダーツ使わないようにしよっと。





あとは？えーっと...地図でも覚えよ。暇だし。




黒組のMAPを、じーっと見つめる。

脳内に焼き付けることをイメージすると覚えやすい。(これ、ガチの世界でもそう、理社とか)



うん、覚えられた。そろそろ行くか。





今は夜9時。外は真っ暗。


私はそろそろと玄関に向かう。



『あっ...ころんさん、行きましょうか。』


私が行くと、既にころんがいた。

へー、せめて遅刻しないように努力したのかな？w



1人でやりたい...。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


暗い夜道をひたすら駆け抜ける。黒組の本部まで。


『ころんさんっ、目的地まであと何メートル？』
こ「1キロ。気を緩めずに。」
『ありがとう。』


私達の気もだいぶ合ってきたんじゃない？

少なくともころんは私の"本気を出さないスピード"にギリギリ着いてこれてる。


スピードを上げたらどうなるのやら...w



こ「ねぇ。」


私から話しかけてばなりいたころんが、初めて声をかけてくれた。

ハァハァ言ってるのがカッコ悪いけど。


どうした、もうバテたのか。



『どうしたんです？』
こ「あのさ...
敬語やめてよ、タメがいい。それに僕のことも呼び捨てにして。
僕もさ、キミのこと...その...



Aって呼んでみたいし。」



なーんだ、そのことか。



私はニヤリと笑う。




『いいですよ、』と言えば「べ、別に仲間だからだしっっ！」




と言い繕う彼。

ツンデレかわよ。←99%作者の気持ち。

もいっこいめがー→←16#

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