あの女の子は、な組の...【stpr】

12＊ ページ14

Aside



青色頭...ころんだっけ。が、私の方を見て頬を紅く染める。



こ「ﾌﾝｯ...//」


へーw可愛いとこもあんじゃんww

Aちゃん、ツンデレは嫌いじゃない。




彼が頬を紅く染めているのは、私がころんの手を掴んでいるから。


ったく、CPルームぐらい一緒に行ってくれてもいいじゃん。



この資料、さっきチラって見たんだけど、甘すぎる。




こんなんでほんとに潰せるのかって話だよね。

強行突破したら別にいけるけど、派手なことはしたくない派。



私、ありとあらゆるとこに防犯カメラ仕掛けてるからそれをな組でも見る。

そしたら、確実に黒組は潰れる。



『ほらっ。早く。』
こ「...。」


大人しく着いてくるころん。

ふっwwコイツ女好きだよなww



最初に殺るのはるぅと、じゃなくてこっちかも。

女好きなら殺りやすい。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
inCPルーム



CPルームのドアを開ければ、何やら人がいる。

この人達が防犯カメラチェック係かな？


さっき、組長さんが「入れ替えようかな」って言ってた。



こ「あ、模部さん、凡平さん、ちょっと変わってくれる？パソコンこの人...
新しくな組に入った篠原A、が使いたいらしいから。」



何、こいつ。めちゃハッキリ言うじゃん。

これがギャップ萌えってやつ？w面白いww



模「新しい...」
凡「組員...？」


お前ら仲良いな。


『はい。今日からな組に入らせてもらいました篠原Aと申します。
精一杯精進して参ります。』


そう言って、ニコッと微笑むと大抵の女好きは堕ちる。


模「...//ここ、好きなだけ使っていいッス」
凡「よ、よろしく//」


2人はやっぱり堕ち、出てった。


こ「はい。これ、な組のCP。使い方分かる...」


私は、ころんが説明し終わる前にCPを開く。

そして、ころんに見えないように四宮グループに侵入する。


四宮グループのファイルの中に、私専用の防犯カメラ情報がある。



いつの間にか、ハッキングも得意になった。




『...ﾁｯ』



Enterキーを大きく叩く。

忘れてた。四宮グループは時々外部侵入を防ぐために何重かウィルスを仕掛けるんだ。


これを駆除しないと入れない...。しかもこのウィルス、結構うぜェ。



時間かかりそ。



ｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬ

『......』



暫くやって見て、無理だと思ったら諦めようとした。

けど、新しい情報が入ってきた。






「黒組には上層部がある」

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