紅葉が17枚 ページ19
NOside
円堂｢前回は、あいつらのスピードに面食らって何も出来なかったが･･･今日は二回目だ！今度こそ俺達のサッカー、見せてやろうぜ！｣
雷門イレブンは輪になって、エイリア学園を倒す手立てを考えていた。
鬼道｢奴らの武器はあの驚異的なスピード･･･｣
鬼道は前回の試合を振り返りながら言う。
鬼道｢ロングパスはカットされる可能性が高い･･･ショートパスで繋いでいくぞ！｣
円堂｢ああ！｣
鬼道の作戦に円堂が合意する。
円堂｢よし行くぜ、みんなー！！｣
それぞれがポジションにつき、試合が始まるのを待つ。
MFの紅月は今回はDFを務めることとなった。
秋｢頑張って、みんな･･･｣
瞳子｢･･･｣
瞳子は無表情で彼らを見つめた。
豪炎寺｢･･･｣
一方、豪炎寺はある一点に目を向けていた。
その視線の先には謎の3人組が立っている。
各々が自分の思いを胸に刻み、試合が開始した。
染岡がボールを持ち一気に上がっていく。
染岡｢風丸！｣
染岡から風丸、鬼道、塔子と次々とパスをする。
塔子｢あっ！｣
豪炎寺｢！！｣
しかし、塔子が豪炎寺に繋いだパスはコラルにカットされてしまった。
ボールはパンドラ、そしてディアムに渡りシュートを打った。
円堂｢うわぁ！！｣
円堂はボールとともにゴールに押し込まれた。
秋｢円堂君！｣
エイリア学園は開始30秒で先取点をもぎ取った。
円堂｢やっぱり速い･･･全然球筋が見えない！｣
塔子｢これがエイリア学園か･･･｣
塔子は思わず声を漏らした。
染岡｢何ビビってんだよ、まさか怖気付いたなんて言うんじゃないだろうな｣
塔子｢フン！誰がビビってなんか･･･ちょっと驚いただけ！｣
塔子が言い返すと染岡は口角を上げた。
風丸｢まだまだ一点･･･勝負はこれからだ！｣
円堂｢うん、まだまだ！｣
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作者名：和丸 | 作成日時：2019年5月2日 1時
