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始まったばかりの授業もなんだか集中出来なくて。
どことなく気を紛らわせるため空なんて見て。
なんかあの雲、肉じゃがみたいだなぁとか思ったり。
ぼけーっとしすぎて、教授に何回睨まれたことか…
「 A大丈夫かい? 」
やっと授業が終わり、無気力状態の私に声を掛けて来たのは怪しいばあさん……ではなく、
「 全校のアイドル ウン・ミンファでーす。 」
グラビアアイドルに一人はいそうな抜群のプロモーションの持ち主、親友のミンファ。
この人とはかれこれ高校からの付き合いとなる。
もちろん、私がジョングクと付き合っていたことも知っている。
ミンファ 「 腹減った、学食行こ。 」
言い方がなんとも男らしいが、そこが私の彼女の好きなところ。あ、男の人の前ではキャラ変わるよ。
まだ朝の10時なのにお腹空くって結構アレだと思う。一応ミンファ、朝ごはん食べてるみたいだし。
学食にて。私はうどんを、ミンファはカツ丼+特大ラーメンセットという豪快な食べっぷりを見せてくれている。
ミンファ 「 あー、そう言えばあんたのジョングク、イムさんと手繋いでたよ。 やだこのカツ、パサついてるんだけど。 」
カツ丼のカツを切らずに口に詰め込みながらミンファは言った。
そっか、まだ言ってなかった。
『 んー、なんか今日別れた。脅され?たから。まぁ揉め事嫌いだし。 』
ミンファ 「 へー。…あ?別れたの!?脅されたってなに、脅迫状でも届いたの? 」
席をばんっと立ったミンファを落ち着かせながら昨日の事柄を説明した。
ミンファ 「 え?なにあんたあのイムに脅されたわけ。許せない。あんた知ってた?イムって…… 」
ミンファによると、イムさん( 下の名前知らない。 ) は大の男遊びの達人で、一夜にして9人の彼氏が出来たことがあるらしい。
イムさんに言い寄られた男は全員メロメロ。
でも、イムさんが言い寄るのってイケメンだけなんだって。随分と面食いだな。
まぁ確かにジョングクイケメンだったけど…
可愛い外見からしては想像つかないような事情だ。
ミンファ 「 あのバカ男っ! 」
確かにバカだね…
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cooky - ツヅキキニナル…♪ (2019年3月9日 19時) (レス) id: 13ad5ea90e (このIDを非表示/違反報告)
かまぼこ - 最高の作品に出会えて感激してます! (2018年11月29日 12時) (レス) id: fe8a27814e (このIDを非表示/違反報告)
そると。(プロフ) - 最高です!もう素晴らしい!こうゆう小説待ってました!更新ふぁいてぃん! (2018年7月19日 18時) (レス) id: ae8b2b178d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:灰慈 | 作成日時:2018年7月18日 21時