悪女チックなメイクヌナ。 (ページ10)

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面倒ページ10

動画を見ていくと、次々とミナにメイクされていくメンバー達。

サッサっと手を動かすミナはもうメイクに誰かさんの代わりに入って欲しいくらい。

ミナ「はぁ…出来た。よし、全員もう着替えたわね。本番であと10分。衣装調整するから並んでね。」

JH「は、はいいっ。」

ビビるホソクも面白いな。

順調に調整も進んで行き、ジョングクの番になった時、ドアが急に開いた。

イナ「戻って来たよぅ…」

うわっ！来た、キム・イナ。もう毎回毎回絶妙なタイミングで帰ってくるわね。

イナ「あれぇ、テヒョナ～イナがやったメイクじゃないよ…？まさか、嫌だったのっ…ぐくぅ～テヒョナが～…」

急にテヒョンに近づき、何か言ったーと思えばまた泣き出す。

キム・イナ、演劇派女優いけるよ。

オロオロするヒョンラインとジミンとジョングク。
テヒョンは何かイラついてるみたい。

ミナ「はい、完了。行っておいで。」

少しばかり時間が取られてしまった。キム・イナ！出番までもう数分しかないんだからジョングクから離れて。ひっつき虫め。

なんやかんや無事彼らを送り込んだミナはキム・イナに話しかけられている。

イナ「ミナオンニっ、勝手に人のメイクに手、出しましたよね！？最っ低！イナが一所懸命やったのに、みんなして邪魔するの…本当に酷い！」

手で顔を覆い、ミナの方に立ち向かう。

ミナ「いや、あんたのメイクが色々な意味でヤバかったから直しただけだけど。文句ある？」

まぁだけど、クールなミナには全然効かなかったみたい。

イナ「…メイクなんて、メイクなんてっ辞めてやるっ！」

再度泣きながらどっかへ走って行ったイナ。まぁどうせ、彼らのステージを見に行ったんだけどね。

ミナ「辞めるだそうですよ、A？じゃあ後でねー、一回切るよ？」

急にカメラに振り向いたと思えば、ドヤ顔で言ってくるあたり少しムカつく。

そしてカメラはブチっと切られた。

キム・イナがメイク辞めたところで何も変わらないんだよね。

前のメイクも彼ら目当てで、結局事務所にバレてクビになったけれど。

キム・イナはどうせコネだからそう簡単にクビにはならないしね。

『あー、早くミナ来ないかな…結構ヒマ…』