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40話 ページ45

久ちゃんとの、約束の後、真っ直ぐ孤寺院に帰ってきました!

今はやっぱり夜なので、兄ちゃんは、寝ています。

兄ちゃんの頬を撫でると、少しくすぐったいのかな?唸られた。

貴「兄ちゃん、只今。」

扨と、先ず先にやっちゃっとかないと兄ちゃん起きちゃう。

貴「吹雪の炎…消滅。久ちゃんと___以外の記憶を消せ。」

吹雪の炎が僕のまわりに灯る。綺麗なんだよな。白銀で。
記憶に、靄がかかって、そして違う記憶が入り、消える。

敦「うぅ、あれ?悠乃、どうしたの?怖い夢でも見た?」

貴「兄ちゃん、起きちゃった?ごめん。」

敦「ううん、其れはいいんだけど。悠乃、どうして泣いてるの?」

「やっぱり、怖い夢でも見たの?」って心配そうに聞いてくる。
其の姿に何故か笑ってしまって。

貴「うん、そうだね。怖い夢を見た。」

兄ちゃんは僕を優しく抱き締めて。「大丈夫、怖くないよ。」と、いい続けた。
其の温もりが暖かくて、また、僕は、泣き続けた。

太宰side

私は、悠乃が消えた場所を見続けた。
彼女は、急に現れ、敵となったりしたが、仲間のようにするときもあった。

自分のことは、無茶するのに、相手の事になると、凄く心配する。優しい子。
悩みを抱え込む脆い子。

最後に彼女は私達の事を大好きだと云って去った。
記憶を消すから、覚えてないけど。いつかまた会いましょうと。

でもね、一方的に覚えてて、逢ったときに覚えていないのは、凄くショックなのに、君も解ってる顔をして、呪いのようなことをするんだね。

嗚呼、やっぱり―――

太宰「君は、狡いね。そう貴方も思いますよね。首領。」

森「嗚呼、そうだね。」

太宰「きっと、彼女は気付いてましたよ。貴方の事を。」

森「…そうだね。気付いてて、気付かないふりをしてた。

太宰君。彼女の事は、誰にも言わないでおこう。」

太宰「はい、わかりました。」

また逢ったときは、宜しくね。

――悠乃。

エピローグからのプロローグ。→←39話


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餅つき狐(プロフ) - いえ、偽名ですので、変換は使ってません。使った方がいいでしょうか? (2016年5月12日 17時) (レス) id: 86e054f3a4 (このIDを非表示/違反報告)
鏡音@天埜(プロフ) - 餅つき狐さん» 夢主の名前だと思われます〜、「葉野」っていう。僕も変換されないので...。「(名前)」って使ってますか? (2016年5月12日 3時) (レス) id: d2d8fde60b (このIDを非表示/違反報告)
餅つき狐(プロフ) - はい、書いておりませんが其れは覚えています! (2016年5月8日 14時) (レス) id: 86e054f3a4 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 夢主は、骸達REBORN側の記憶は覚えてるんですよね? (2016年5月8日 10時) (レス) id: 3d0feee744 (このIDを非表示/違反報告)
餅つき狐(プロフ) - 暁月詠さん» すみません、どこが変換されませんでしたか? (2016年5月7日 20時) (レス) id: 86e054f3a4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:餅つき狐 | 作成日時:2016年5月1日 17時

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