【文スト】ボンゴレから転生してきました【リボーン】

誕生日噺 ページ34

其れは探偵社で、兄ちゃんの誕生日パーティーの準備をするために、兄ちゃんを連れ回しているときだった。

？「悠乃？」

何処かで聞いたことのある声だった。
兄ちゃんはもう後ろを向いているので向かねば…！

ギギギと音が聞こえそうな動きをして後ろを向くと、
誰様僕様委員長様だった。

貴「い、委員長。」

敦「委員長？」

兄ちゃんは、誰だかわからないので。頭に？を浮かべてる。
だが、委員長は呼び方が気に入らなかったのか、ムスッとしている。可愛いけどな！

雲雀「委員長止めて、名前で呼んで。」

「出来れば昔の呼び方でね。」と云ってきたが、有無を云わせないこの感じ、懐かしいなぁー。

チャキっとトンファーが出てきそうな勢いだったので、慌てて云い変えた。

貴「恭くんは、どうして此処に？」

雲雀「草食動物を咬みコロそうとしたんだけど、急にバズーカーが飛んできて。」

貴「咬みコロ止めて。ランボが被弾させちゃったか。今此方に来てから何分たった？」

恭くんは少し考えてから

雲雀「およそ、10分経過してる。」

貴「そっk雲雀「でもまあ、悠乃に会えたから良かった。」えっ？」

恭くんは抱き付いてきた、悠乃は混乱している！敦も混乱している！

貴「きょ、恭くん。一回離して。そして一緒に僕の職場来る？」

雲雀「職場って…またなにかやってるの？」

貴「何でそんなに呆れた目で見てるの、やってるっちゃあやってるけど。」

雲雀「何を？」

何か今日ぐいぐい来ますね。

貴「一応、探偵。」
雲雀「君は本当に何でもやってるね。」

呆れられたぁー。
ボケッとしているとついついっと兄ちゃんが袖を引っ張ってきた。

敦「悠乃、この人は？」

貴「ン？嗚呼、此方は雲雀恭弥、委員長だよ。」
雲雀「……………宜しく。」
敦「はい！」

恭くんに向き直り。

貴「恭くん、此方は中島敦。僕のお兄ちゃん。」

敦「よ、宜しくお願いします。」
雲雀「…………うん。」


貴「うん！じゃあ、探偵社に行こうか！」

国木田さんのメールに
[一人加わります。いきなりでご免なさい。]
というメールを送ってから。

探偵社に行く途中。

貴「そういえば、少し群れてるけど、大丈夫？その、蕁麻疹とか。」

雲雀「悠乃がいてくれるなら大丈夫。」

さらっと凄いこといったなぁー。

誕生日噺2→←30話

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