サッカーチームkzの新マネージャーは、ぶりっ子と遭遇しやすいようです。

悪女が24人 ページ25

『アーヤ大丈夫？画鋲捨てるね』

私はアーヤの靴に入っている画鋲を捨てる

「ありがと…Aちゃん」

アーヤの顔が暗い


私はアーヤに向かって出来るだけ笑顔を見せる

『そんな暗い顔してると運が飛んでくよ？

ほら！笑顔笑顔！(ニコッ』

アーヤは一瞬固まると


自分の頬を叩いた

「うん！」

『じゃ、帰ろっか！皆んな待ってるし』

アーヤと玄関を出るともうみんなが居た

「おっ来たか」

「じゃあ諸君帰ろうとするか！」

若武がそう言いみんなで帰る


数分経つと数人の気配を感じる


黒木も分かったらしく何人か探ろうとする

『ねぇ黒木これ完全に付けられてるよね？』

「あぁ、おそらく3人くらいだ」

さすが黒木！

『みんな落ち着いて聞いて

私達付けられてる。人数は3人』

アーヤが足を止めようとする


それを私は無理やり止める

『ダメだよアーヤ気づかれちゃう』

「う、うん…」

アーヤは頑張って自分で歩き出す

「じゃ、次の交差点で別れるぞ

右にアーヤと上杉とA

左に俺と黒木と七鬼

前に美門と小塚だ

諸君奮闘努力せよ」

若武が的確な判断をする

「あと走るな、ならべく歩くように

それじゃ行くぞ」

私達は指示された道に行く








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