サッカーチームkzの新マネージャーは、ぶりっ子と遭遇しやすいようです。

悪女が21人 ページ22

誰も居ない教室にアーヤと2人で入る

『アーヤ大丈夫？』

私が聞くとぎこちない笑顔を作りながら笑った

「だ、大丈夫だよ！！」

絶対嘘だ…

『アーヤ本当のことを言って私達親友でしょ？』

するとアーヤは目から大粒の涙を流しながら
地面に座り込んだ。


涙が床に落ちシミになっていく

「本当は…悲しかった…私、何かしちゃったのかな

ゴミ箱見たとき…頭の中真っ白になって…

怖かったぁ…怖かったよぉ…」

アーヤは私に抱きつく


私はそっとアーヤを包み込む

『大丈夫、私がいるからね…

kzの皆んなもいるでしょ？』

アーヤは顔をあげ涙をふき取ると
満面の笑みで笑った。

「うん！！」

私も笑う

『じゃ、戻ろうか！』

教室に2人で戻ると一気に視線が集まる


皆んな哀れな目で見て来る


私はアーヤと別れて自分の席に着く


隣の美門が話しかけて来る

「今日集合だってkzの練習もないし」

『分かったアーヤにも言っとくね』

そう言うとちょうどチャイムがなり
授業が始まった。


授業中アーヤに書いた犯人とお弁当を捨てた
犯人を考えていた


アーヤは反感を買う事もないし第一人が嫌がる事もしないからあんなことされる動機もない


じゃあだれがやったんだろ…


結局授業は頭にあまり入らず終わってしまった


後でノート見してもらわないと







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