恋人同士 ページ43
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リヴァイはうつむいているAの頭に手をポンと置くと、
「まぁ、あることないこと考えても仕方ねぇ…。その時は、その時だ。――ただし、覚悟はしとけよ」
「……わかってる」
……
少し離れたところでリヴァイとAが話している姿を、エレンは思わずじっと眺めていた。
それに気付いたぺトラが声をかける。
「エレン、どうしたの?…もしかして、あの二人のことが気になる?」
「……え?その、兵長とAさんは…恋人同士……ですか?」
「うん、…そうだよ」
ぺトラの言葉に、エレンは小さく苦笑いを浮かべた。
「…やっぱり。訓練兵団の方にも、そんな噂は流れてきたんですけど…間違ってなかったんですね」
「……間違ってて欲しかった…みたいな言い方だね」
「ええ!?…いえ、そんなつもりは……っ」
「ふふ、…わかりやすいね、エレンは。でも、人類最強が相手じゃね…」
「だ、だから、そんなんじゃないので!!その…Aさんのことは、もちろん好きですけど、…そういうのじゃなくて……っ」
「ごめん、ごめん。…でも、Aは本当にエレンのことずっと心配してたよ。だから、今は一緒にいれてすごく嬉しいんだと思う。…少しくらい、甘えてもいいかもね。もちろん私達リヴァイ班のメンバーにもしっかり頼って。ね、エレン!」
「あ、ありがとうございます、ぺトラさん!!そんな風に言ってもらえたら、すごく嬉しいです」
そこに、オルオが横から入ってくると、
「おい、調子に乗るんじゃねぇぞ、クソガキ。ちょっと可愛い顔してるからって、チヤホヤされやがって。お前みたいなクソガキがな…いた…ッ!?」
思い切りぺトラの蹴りが入る。
「ちょっと、脅してどうすんのよ!?最低!!ごめんね、エレン。オルオは確かに腕は立つけど、偉そうなことしか言えない馬鹿なのよ。あ、でもエルドとグンタは頼りになるから、大丈夫よ」
「…は…はい…」
「おい、ぺトラ。俺がカッコいいからって、ツンデレ作戦か?」
「誰がツンデレよ!?デレはないから!!永遠に」←
そこへ、リヴァイとAが戻ってきた。
「おい、準備はできたか。そろそろ出発するぞ」
「「はい!」」
リヴァイの声かけで、皆が馬に乗り込む。
森の奥、――旧調査兵団本部へと向かった。
・・・・・・・・・・・・
いよいよ古城です〜!!ヽ(*≧ω≦)ノ
ここに早く来たかった〜!!
作者のテンションが上がっております!!(笑)
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沙羅(プロフ) - 罍罍さん» 通知が来てなくて、つい今しがた気づきました!!(泣)遅くなってしまい申し訳ありません!長い作品を読んで下さり本当にありがとうございます!エロカッコいい(//▽//)そんな兵長が大好きすぎます(笑)応援ありがとうございます!今後も精一杯頑張ります! (2018年3月1日 23時) (レス) id: e76103ed1a (このIDを非表示/違反報告)
罍罍 - 今、最初から全部読んでます!ヤバイ!!!!!兵長がエロかっこいいです(//∇//)!これからも頑張ってください! (2017年12月31日 16時) (レス) id: 4203201650 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - りあさん» りあさん!こんばんは!なんと通知が来ておらず、今頃コメントに気づきました〜(T□T)もう一ヶ月も前ですね!?レス遅くなってすみません!この作品を読んで下さって本当にありがとうございます!コメも☆も心より感謝です!完結まで精一杯頑張ります(>Д<)ゝ (2017年4月21日 23時) (レス) id: e76103ed1a (このIDを非表示/違反報告)
りあ - 沙羅さんこんばんは♪そう言って頂けて良かったです、余計なお世話だ~って言われたらどうしようかと…汗)自分だとなかなかこういうの気付きにくいですよね!読む側としては、読んで、コメして、お星様☆つけてというのがせめてものお返しなので♪今日、4読み終えました (2017年3月26日 22時) (レス) id: 33f147918f (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - りあさん» こんばんわ!早速修正しました〜ヽ(;▽;)ノ更新前にチェックしてるはずなのに、自分では気づかなかったリ、後々になって気づいたり…(T∀T)こうして教えて頂けるのはありがたいです!本当にありがとうございます! (2017年3月25日 23時) (レス) id: e76103ed1a (このIDを非表示/違反報告)
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